舞台「ブラック・コーヒー」の上演が2026年4月に決定しました。この作品は、アガサ・クリスティがその名探偵エルキュール・ポワロを初めて舞台で描いたものであり、舞台戯曲として唯一のポワロを扱ったミステリーです。舞台は1930年代の英国の邸宅を背景に、高名な科学者の毒殺と機密情報の盗難という事件が織り成す複雑なストーリーが展開されます。
本作の演出を手掛けるのは、数々の話題作を成功に導いてきた野坂実氏。彼の演出は、役者一人一人の能力を引き出すことで定評があります。人間心理を鋭く見抜き、観客を物語の渦に自然に引き込むことができる彼の手腕が、どのように本作に活かされるのか、多くのファンが期待を寄せています。
主役には、名探偵ポワロに挑む片岡鶴太郎さんが名を連ねます。芸人、画家、プロボクサー、そしてヨーギーとしても知られる彼は、多才な表現力で観客に新たなポワロ像を届けることでしょう。相棒であるアーサー・ヘイスティングス役には、舞台『刀剣乱舞』での三日月宗近役や、ミュージカル『SPY×FAMILY』のロイド・フォージャー役で人気を博する鈴木拡樹さんがW主演として名を連ねます。これに新木宏典さん、玉城裕規さん、天華えまさん、中尾暢樹さん、凰稀かなめさんなどといった豪華なキャスト陣が加わり、注目度はさらに高まります。
さらに、物語の背景として、全員が容疑者となる邸宅の密室が舞台となり、観客は名探偵ポワロとその相棒と共に謎を解く楽しさを味わいます。彼らの推理を通じて、家族の抱える秘密やその奥深い人間関係が次々と浮かび上がります。この緊迫感あふれるストーリー展開に、観客は一瞬たりとも目を離せないことでしょう。
公演は、大阪のCOOL JAPAN PARK OSAKA TTホールと東京の品川ステラボールで行われます。各地での公演日時は異なりますが、いずれもチケットはプレミアム席と一般席の2種類が用意されています。特にプレミアム席は前方確約で特典付きということで、ファンにはたまらない内容です。
チケット先行販売も設定されており、12月から始まるファンクラブ先行を皮切りに、一般発売は2025年2月21日からスタートします。公式サイトやSNSでも情報が随時更新されるため、そちらも要チェックです。
この「ブラック・コーヒー」は、アガサ・クリスティのファンはもちろん、ミステリー好きには見逃せない作品となっています。各出演者から寄せられたコメントによれば、彼らも自らの役柄に大きな期待を寄せており、観客と共にこの名作に挑む姿勢を見せています。結末を知っている方も、初めて触れる方も、共にこのクラシック・ミステリーを楽しむ準備を整えてください。劇場でお待ちしています。
【公演概要】
- - 脚本: アガサ・クリスティ
- - 演出: 野坂実
- - キャスト:
- エルキュール・ポワロ: 片岡鶴太郎
- アーサー・ヘイスティングス: 鈴木拡樹
- 新木宏典、玉城裕規、天華えま、中尾暢樹、凰稀かなめ
【公演日程】
- - 大阪: 2026年4月8日(水)〜12日(日)
- - 東京: 2026年4月18日(土)〜26日(日)
チケット販売や公演詳細に関しては、公式サイトを訪れることをおすすめします。