『煙太郎』刊行報告
2025-10-31 15:11:22

モグライダー芝大輔の初書籍『煙太郎』がもたらした感動と笑いのイベントレポート

[モグライダー・芝大輔の初書籍『煙太郎』囲み取材]

2025年10月16日、モグライダーのツッコミ担当・芝大輔さんの初著書『煙太郎』が刊行されました。この節目を記念し、10月30日にHMV&BOOKS SHIBUYAでトークイベントが開催される前に、囲み取材が行われました。

芝さんは、普段は本に触れる機会が少ないと語りながらも、書籍を出すことができた喜びを語ります。「こんな機会がなければ、本を出すなんてことは絶対にできなかった」と語り、初めての挑戦に対する緊張感を隠せませんでした。

しかし、書籍が発表された後、仲間たちから反響があったことを嬉しそうに話しました。「あの芸人仲間からは『ありがとう』のメッセージが届いています。けれど、ともしげさんからは特に何も言われていないので、ひょっとしたらまだ本を読んでいないのかもしれません」との発言には笑いが起こりました。

『煙太郎』では、22年間の芸人生活を赤裸々に綴っており、特に心に響いたエピソードとして、感謝の言葉をいただいたファンの声を紹介しました。「『愛想笑い』の話がとても良かった」と感動してくれたファンの存在が、彼の執筆の励みになった様子が伺えます。

本書の中では、かが屋の加賀翔さんがカメラマンとして参加しており、思い出深いエピソードを披露しました。10年前に加賀さんが芝さんのDVDジャケット写真を撮影した際、思わぬ騒動になったことも語り、当時の緊張感を笑顔で振り返りました。加賀さんが撮った写真は本書を彩っており、特に「デンゼル・ワシントンを撮る」との言葉にあふれる彼の成長の証も感じられました。

表紙には、芝さんが煙草を吸っているフォトが使用されていますが、この撮影の際には風邪を引きながらも頑張ったとの裏話も。さらに、90ページ以上にもわたる写真が掲載されており、芝さんは「この本がほぼ写真集のようだ」としながらも、続編に向けた期待を抱く様子も見せました。

書籍の執筆過程については、文房具屋で原稿用紙を購入するところから始まった苦労を語り、スマートフォンでの執筆がもたらした悩みも明かしました。しかしその中で、自分自身を振り返る楽しさを感じたことも強調し、「書いているうちに自分をより理解できた」と語る姿が印象的でした。

最後に「本が売れて、少し広い家に引っ越したい」との夢を語る芝さんは、真摯な表情で「本当に買ってください!」と願いを込めました。

[『煙太郎』刊行記念トークイベントの模様:]

囲み取材後に行われたトークイベントには、カメラマンを務めた加賀翔さんも参加しました。訪れたファンの熱気に感謝の気持ちを表し、すぐにイベントは盛り上がりました。加賀さんからは、写真があまりにもエロティックであるとの意見が寄せられ、そこから笑いを誘うトークが展開されました。

芝さんは、本書が彼の素顔を探る一冊として、とても重要な意味を持つことを強調し、「シュールな話から一見普通の話まで、さまざまな内容が詰まっています」と述べました。さらに、続編の可能性についても語り、「他の芸人の話など、一冊の本にできるほど多くのネタがある」と話しています。

イベントの結びに芝さんは、「本当のことを隠さず書いた。この作品を通じて、少しでも多くの人に読んでもらえたら嬉しい」としっかりと伝えました。未経験の挑戦がもたらした新たな一歩として、芝大輔さんのこれからの活動に期待が寄せられます。

書誌情報は以下の通りです。

  • - 書名:煙太郎
  • - 定価:1,980円(10%税込)
  • - 発売日:2025年10月16日(木)
  • - 仕様:四六判/1C + 4C
  • - 発売・発行:株式会社KADOKAWA
[著者プロフィール]
芝大輔(しば・だいすけ):漫才師、お笑い芸人。1983年、愛媛県に生まれ、2009年にモグライダーを結成。M-1グランプリの決勝にも進出するなど、多才な活動を展開しています。


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