新感覚ピアノ教本
2025-04-08 13:03:28

新しい音楽体験を提供するピアノ教本『TWINKLE』が登場

株式会社東音企画が2025年春に出版する新刊『TWINKLE ~耳を澄ます 身体をゆるめる~』は、音楽の楽しさを原点に、演奏をより豊かにするための新しいアプローチを提案しています。著者は著名なピアニストで教育者の角野美智子氏。彼女は多くのコンクール受賞者を育て上げた経歴を持ち、音楽教育における新たな可能性を追求する姿勢が評価されています。

本書の特徴は何かというと、ただピアノを弾くだけでなく、音色の美しさに着目し、聴く力や脱力を重視しながら演奏を楽しむための具体的な手法が紹介されています。特に、初学者から中上級者にまで分かりやすく、楽しく取り組めるように構成されています。

本書は大きく二部構成になっており、前半の「TWINKLE」では誰もが知っている「きらきら星」を題材にした練習方法が紹介されています。このセクションでは、音質に対する感受性を高め、音の揺らぎや響きを感じ取る力を育てるメソッドが展開されています。特に、「音のしっぽをつかまえるゲーム」などの遊びが取り入れられており、家庭でも楽しく実践できる内容となっています。

後半の「ゆるめる」では、脱力の重要性に焦点を当てています。力が入った状態ではなく、愉しみながら自然に演奏できる身体の使い方を学ぶことで、美しい音色の引き出し方が分かります。また、著者自身が制作した動画やイラストを通じて、その技術を直感的に理解しやすくなっています。さらに、特別附録として「きらきら星」のオリジナル連弾アレンジ楽譜も収録されており、家族や友人とも音楽を楽しむことができるよう工夫されています。

実際に、この教本を使用した講座も開催予定です。5月16日と6月6日に特別講座が用意され、実際に音楽の楽しさや効果的な練習法を学ぶ機会が提供されます。開催予定や詳細は東音企画の公式セミナーページで確認することができます。

角野美智子氏の教室では、耳の育て方や家庭でできる音楽の楽しみ方についても実体験を交えながらお話ししたり、家庭での練習をどう効果的に進めるかのアドバイスが受けられます。本書が提唱する「シェイカーリボン」などの教具は、彼女の育成方法の一環として家庭でも活用され続けています。

表紙デザインにもこだわりを持たせており、音色の美しさを視覚的にも楽しめます。ピアノを楽しむ猫のイラストが印象的で、音楽の楽しさを感じさせるビジュアルとなっています。ぜひこの新しいピアノ教本『TWINKLE』を手に取って、音楽の世界に飛び込みましょう!

角野美智子氏は、桐朋学園大学ピアノ科を卒業後、ボストンの大学院に留学し、数々の受賞者を輩出しています。彼女の指導法は高く評価されており、全国各地での講演活動にも力を入れています。音楽教育の新たな道を切り開く教本として、多くの方に楽しんでいただけることでしょう。


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