視覚障害者も楽しめる！デコったどうぶつしょうぎプロジェクトが始動

デコどうぶつしょうぎプロジェクトの概要

現在、視覚障害者が楽しめるボードゲームは残念ながら限られています。しかし、そんな状況を変えたいという思いから、「デコどうぶつしょうぎ」が登場し、クラウドファンディングを実施しています。このプロジェクトは、岐阜県の就労支援施設「Green bird」によって制作され、視覚障害対応だけでなく、すべての人にとって魅力的で楽しいデザインを目指しています。具体的には、ラインストーンを活用し、駒に凹凸を作ることで、視覚情報に依存しない楽しみ方を可能にします。

何が新しいのか？

この「デコどうぶつしょうぎ」では、ただ単に視覚障害者対応として凹凸を設けるのではなく、誰もが楽しめるようにデザインします。ラインストーンの輝きが、見た目にも楽しいアクセントを加え、遊ぶこと自体が楽しみの一部になります。このアプローチにより、バリアフリーの概念をより身近で親しみやすいものとして提案することができます。

セクション毎の独自性

プロジェクトの方針は、様々な人々が共に遊ぶことに重きをおいています。視覚障害者の方からは、「みんなと同じことをしたい」という声が多く聞かれます。この新しいどうぶつしょうぎでは、障害があっても、また障害がなくても、等しく楽しめるゲーム体験を提供します。

SNSでの反響

SNS上では、すでに多くの支持を受けております。「見えるか見えないかに関係なく、みんなで遊べるユニバーサルトイに感動した」「触って遊んでみたい」というメッセージが続々と寄せられています。また、視覚障害者の方々が実際に楽しむ場面を想像し、その可能性に胸が高まるとの感想も見られました。

支援者からの応援メッセージ

関係者からも多くの応援が寄せられています。将棋を考案された北尾まどかさんは、「シンプルだからこそ、誰でも楽しめる」とのコメントを寄せ、視覚障害者の方々との交流が進むことを願っています。また、イラストレーターのふじたまいこさんや、製造会社「ジーピー」からも、今回のプロジェクトが障害者の境界をなくし、より多くの人々をつなげる役割を果たすことを期待されています。

プロジェクトのスケジュール

プロジェクトは支援金を募った後、視覚障害関連団体への寄贈を行います。クラウドファンディングは7月25日まで行われ、以降はデコレーションや公式サイトの制作、9月上旬からは商品発送が開始される予定です。この一連の流れも、プロジェクトの透明性を高め、支援者の期待に応える形となっています。

ライズ＆プレイについて

このプロジェクトは、「株式会社ライズ＆プレイ」によって運営されています。ダイバーシティを学ぶための研修を提供しており、障害を持つ人々とのきづきを促進する活動にも力を入れています。詳細な情報は公式ウェブサイトをご覧ください。

「デコどうぶつしょうぎ」は、単なる遊びではなく、誰もが交わり、共に楽しむための素晴らしい体験を提供します。この新しいプロジェクトを応援し、共に新たな遊びの形を生み出しませんか？