8月8日夜9時30分から放送された『しくじり先生俺みたいになるな!!』に、元セクシー女優であり、今やアジアの著名人となった蒼井そらさんが初めて登壇しました。彼女は「AVの歴史を変えた女優」とも称される存在ですが、その華やかな舞台裏には数々の失敗が隠されていました。
この回では、蒼井先生がセクシー女優としてデビューするに至ったきっかけにさかのぼります。学生時代、彼女は「ぼんやりと芸能界に憧れていた」とし、渋谷のスクランブル交差点でのスカウトが運命の分かれ道でした。当初、彼女は当時の彼氏に反対され、夢を追うことを躊躇いました。しかし、破局を経て再びスカウトされた事務所に連絡し、「裸になる覚悟」でオーディションを受けることに。
ところが、デビュー先がなんとAV事務所だったと知り、彼女は戸惑いを隠せず。「AVは絶対に無理」と思っていたものの、スタッフから「飯島愛になれる可能性がある」との言葉を受け、流れに身を任せる決意をしました。このようにして、蒼井そらはセクシー女優としての道を歩み始めました。
デビュー作のギャラは予想外の100万円。学生アルバイトの時給850円から考えると、信じられない大金でしたが、「20歳だったし、すごいと思った」と当時の驚きを振り返りました。とはいえ、初撮影では「表情がダメ」「手の置き方がダメ」と厳しい指摘が相次ぎ、彼女は業界の厳しさを実感しました。
その後、彼女はデビュー2年後にセルビデオメーカー『S1』からのオファーを受けましたが、業界内で「セルは格下」と見なされる風潮にショックを受けることになります。誤解を受けた彼女は、「セルのイメージを変えたい」との思いから、決意を新たにし、移籍を果たします。結果、セルデビュー作は10万本以上という大ヒットを記録し、業界に革命を起こしました。この成功により、バラエティ番組やドラマにも出演し、著名人検索ランキングで女性部門第2位に輝くことになります。
しかし、華やかな成功とは裏腹に、蒼井先生は燃え尽き症候群に陥り、撮影をボイコットしがちになりました。月1本の契約にもかかわらず、半年に1本しか撮影を受けない日々が続き、現場では「楽屋にこもってファイナルファンタジーをしていた」という事態に。周囲とのトラブルも続発し、「蒼井そらの現場は非常にめんどくさい」と噂されることに。自身の振る舞いを振り返り、彼女は「スタッフやマネージャーに相当迷惑をかけた。反省しています」と心情を吐露しました。
最終的に授業では、蒼井先生が自身の経験を基にした教訓を発表し、同じくセクシー女優として出演していた紗倉まなさんもその教訓に深く頷いていました。本編は現在、ABEMAで7日間無料視聴が可能です。ぜひ皆さんも、彼女の経験から学べる点を探してみてはいかがでしょうか?