サウナで冬のビーチに活気を取り戻す
熊本県芦北町の御立岬ビーチに、新たなサウナ施設『an sauna』が登場します。このプロジェクトは、冬の寒さで閑散としたビーチに人々を再び呼び戻すことを目的にしています。クラウドファンディングは、1月22日から3月7日までの期間で、300万円を目標に実施されています。
御立岬ビーチの魅力
御立岬(おたちみさき)は、景行天皇がその美しさに感銘を受けたことから命名された歴史ある場所で、自然豊かな絶景が広がっています。春には新緑とツツジ、夏には海水浴やマリーンスポーツ、秋には紅葉、冬には静寂な美しい海が楽しめる四季折々の魅力満載の場所です。
かつてこのビーチは若者や観光客で賑わい、地域の活力の源でしたが、冬場には訪れる人が少なくなり、地域の魅力が失われていました。このような現状を打破すべく、私たちは「温もり」を提供するサウナに着目しました。サウナは健康や癒し、コミュニティ形成に効果的とされ、多くの人々から支持を受けています。
冬のビーチでの新しい体験『an sauna』
『an sauna』は、サウナと海を結びつけることで新たな体験を提供し、地域に活気をもたらす場を目指しています。サウナで温まり、その後冷たい海風を受けながらクールダウンし、地元の食材を使った美味しい料理を味わう。これらの体験は訪れる人々が「わざわざ行きたい」と感じるきっかけを生み出します。
特徴的なコンテナサウナ
この施設は、サウナ、水風呂、そしてレストランの3つのコンテナから構成され、冬のビーチでの特別なひとときを可能にします。サウナの内装には自然素材を用い、温かみのある空間を演出。特に麻炭が使用されており、心身の調和を図る効果があります。サウナストーブは地元企業が製造し、高効率の熱伝導が特徴です。
また、地域の薬草を活用した『薬草サウナ』も設けられています。新鮮な薬草の香りが広がるサウナは、心身を癒し、古くからの湯治文化を現代風にした特別な体験を提供します。
水風呂とダイニングスペース
『an sauna』の水風呂は、NASAが提唱する「中立姿勢」に配慮した設計で、身体への負担を軽減。浄化力を持つ水晶パウダーを使用した特別な水風呂で、リラックス効果も期待できます。ダイニングカウンターでは、地元の旬の食材をふんだんに使った「サ飯」を楽しむことができ、サウナの後の一息にぴったりです。
クラウドファンディングの詳細
プロジェクトのクラウドファンディングは、以下の内容で実施されます。
- - 期間:2025年1月22日から3月7日
- - 目標額:300万円
- - 使用用途:コンテナ工事・設置、内装、飲食エリア整備
- - リターン:3,500円から、計20コースの用意。
『an sauna』プロジェクトは、御立岬を旅の目的地に変えることを目指しています。冬のビーチで新たな特別な体験を提供し、訪れるたびに新しい発見がある場所へと進化させます。御立岬ビーチを再び輝かせる挑戦に、多くの人々の支援を期待しています。未来を作る一歩として、このプロジェクトにぜひ参加してください。