新作能『本能寺』
2025-11-21 15:51:07

小中学生が挑む歴史の舞台!新作能『本能寺』亀岡で上演決定

小中学生が挑む新作能『本能寺』



京都府亀岡市で、令和8年(2026年)1月24日(土)に、新作能『本能寺』の上演が行われることが決まりました。このイベントは、亀岡市制70周年を記念して、亀岡光秀まつり実行委員会が主催し、地域の文化と芸術を発信する一環として制作されました。

公演の舞台となるのはガレリアかめおかで、多くの能楽師が集結します。観世流シテ方の林喜右衛門をはじめ、10人以上のプロが出演し、圧巻の演技を披露します。本作は日本の歴史におけるミステリー、つまり「本能寺の変」をテーマに、壮大かつ斬新な視点から描いています。

特に注目すべきは、市内の小中学生16名が甲冑を着用し、実際に「本能寺の変」の合戦シーンを演じる点です。彼らはプロの能楽師と共に練習を重ね、迫力あるパフォーマンスを目指して奮闘しています。このように市民参加型の舞台となることで、地域の歴史や文化を若い世代に体験させる貴重な機会となることでしょう。

経緯と背景


亀岡市は明智光秀にゆかりが深い地であり、その影響力は今でも市民の誇りとなっています。光秀は丹波を平定し、亀山城を築いた名君であり、この地が文化的にも重要であることが理解されています。能楽そのものも丹波に深く根ざしており、国の重要無形文化財として認められています。また、亀岡市内にはそのルーツを辿る多くの文化遺産が点在しています。

今回の新作能は、これらの歴史的背景も踏まえ、地域住民が参加することで、より身近に感じることができる内容に仕上げられています。プロの指導による全12回の稽古を経て、子どもたちは本能寺の変を迫真の演技で表現する準備を整えています。見どころが豊富なこの舞台は、まさに文化と歴史の融合を示すものです。

公演詳細


  • - 公演名: 亀岡市制70周年記念 スペクタクル新作能『本能寺』
  • - 日時: 令和8年(2026年)1月24日(土)14:00開演(13:30開場)
  • - 会場: ガレリアかめおか コンベンションホール
  • - 監修・出演: 林 喜右衛門(能楽師観世流シテ方・林家当主 十四世)
  • - 脚本・演出・出演: 上田 敦史(能楽師大倉流小鼓方)
  • - 料金: A席 2,000円(200席)、B席 1,000円(一般)、500円(高校生以下)、計500席
  • - チケット販売: 令和7年11月15日(土)よりオンラインで販売中
チケット購入ページ

さらに、当日は関連イベントも開催され、古式鉄炮術の演武や呈茶会、亀岡文化交流協会の新春演舞発表会など、多彩なプログラムが用意されています。地域の魅力を楽しみながら歴史を学べるこの機会をお見逃しなく。

本事業は、宝くじの社会貢献広報事業を財源にするコミュニティ助成事業を活用しています。これにより、地域社会の活性化に貢献することを目指しています。


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