クロノスイスが贈る新たな名作「スモールセコンド」
スイスの高級機械式時計ブランド、クロノスイスが新しい時計コレクション「スモールセコンド」を発表しました。このモデルは、その名の通り、小さな秒針が特徴の3針時計で、伝統的な職人技と現代的なデザインが見事に融合しています。45mmのステンレススチール製のケースに加え、洗練された11.5mmの薄型プロファイルを持つことで、現代的なスタイルを求める方にも最適な選択肢となっています。
時計の魅力とは
クロノスイスが提供する「スモールセコンド」は、通常の機械式時計の枠を超えた一品です。ポリッシュ仕上げとサンドブラスト加工が施されたケース、独自のオニオン型リュウズといったディテールへのこだわりが随所に見て取れます。これにより、時計を手にした瞬間に、その美しさと精密さを実感できることでしょう。クロノスイスの徹底したクラフツマンシップによって生まれたこの時計は、単なる時を刻む道具ではなく、その存在自体がアートと言えます。
デザインのバリエーション
スモールセコンド ブルーオービット
このモデルは、時代を超越した職人技を体現しながら、現代の精度を兼ね備えています。ギョーシェ彫りの文字盤は手作業で仕上げられ、9時位置にある小さな秒針もアジュラージュ仕上げで奥行きを感じさせます。ブルーオービットは、ディテールにこだわる人々のための時計であり、クロノスイスの中でも特に優れたデザインとされています。
スモールセコンド デザート
一方、デザートモデルは荒々しい砂漠の美しさからインスパイアされたデザインです。移ろう砂の質感と景観が見事に表現されており、3D効果を生み出すためにレーザー彫刻された表面が施されています。これもまた、時計としてだけではなく、美しいインテリアアートとしても楽しめるアイテムです。
精度と信頼性
また、「スモールセコンド」には、クロノスイスが自社開発したキャリバーC.6000が搭載されており、精度と信頼性を約束しています。このムーブメントは高い技術力を駆使しており、28,800振動/時という高周波数で動作します。パワーリザーブはおよそ55時間と、長時間の使用が可能です。
クロノスイスのビジョン
クロノスイスのCEO、オリバー・エブテイン氏は「スモールセコンド」の開発にあたり次のように語っています。「ナミビアの旅がインスピレーションとなり、自然が生み出す深い美しさを表現したいと思いました」と。その哲学が見事に具現化されたのが、この新コレクションです。
「スモールセコンド」は、時計愛好者のみならず、デザインや職人技に惹かれる全ての人々に向けた、特別なタイムピースです。2025年9月の発売を心待ちにしている方も多いことでしょう。気になる価格は、ブルーオービットモデルが1,837,000円、デザートモデルが1,727,000円(税込)です。
まとめ
この「スモールセコンド」が、新たなコレクションの幕開けとなることは間違いありません。伝統と現代性が見事に調和し、個性あふれるタイムピースとして、時計市場での注目を集めています。クロノスイスの次なる展開に期待が高まります。