三留丈樹、湘南鎌倉総合病院に顧問就任
社会実験コミュニティ「DICT」のメンバーである三留丈樹が、医療法人徳洲会 湘南鎌倉総合病院の国際未病医療センターに顧問として迎え入れられることが発表されました。三留は2025年10月1日付で就任し、湘南ヘルスイノベーションパーク内に設けられる研究施設「湘南先端医学研究所」にも研究員として活動する予定です。
神奈川県の未病改善に寄与する国際未病医療センター
三留丈樹が顧問に就任する国際未病医療センター(IMCE)は、神奈川県が推進する「ヘルスケア・ニューフロンティア政策」の一環として設立されました。設立は2024年11月を予定しており、地域住民の健康サポートを広く提供することを目指しています。このセンターでは、三留が専門とする音楽療法の導入も計画されており、各種臨床研究が進められることで、現代社会に合った新たなアプローチが期待されています。
もともと東北大学の加齢医学研究所においても音楽療法の分野に関する研究を行っている三留は、対象者の拡大やエビデンスの取得に向けた臨床研究の展開を図ることが重要です。音楽療法を通じての健康促進に関する取り組みは、患者のケアに実質的な影響を与えるとされ、注目を集めています。
先進的な研究を推進する湘南先端医学研究所
湘南鎌倉総合病院附属の湘南先端医学研究所は、患者に有益な研究開発を行うことを目的として設立されました。がんを含む難治性疾患や再生医療に関する基礎研究からトランスレーショナルリサーチ、臨床研究まで幅広い研究を通じて新しい治療法の開発を目指しています。特に5年後を見据えた近未来の研究を重視しており、真に患者に役立つ成果を出すことを指針としています。
最新の医療技術と研究が共存する「湘南ヘルスイノベーションパーク」は、湘南鎌倉総合病院に隣接し、医療の進化に大きく貢献する地点です。ここでの研究が進むことで、地域の医療水準の向上が期待されます。
市民参加型イベント「新湘南ウェルビーイングフェスタ2025」にも登壇
三留丈樹は、2025年11月29日(日)に開催される市民イベント「新湘南ウェルビーイングフェスタ2025」にも参加し、ワークショップに登壇予定です。このイベントでは、音楽療法をテーマにした心理検査を実施し「生演奏が心身に与える影響」を観察します。また、DICTの音楽レーベル「DICT Records」からリリースされるピアノソロ作品が、ピアニスト小林有沙の演奏で披露されることも予定されています。
このワークショップへの参加には事前登録が必要で、参加者を対象とした活動を通して、地域の皆さんと健康促進の知識を共有する貴重な機会となります。
社会実験コミュニティ「DICT」の概要
DICT(Design, Innovation, Co-Creation, Technology)は、2022年に社会起業家かつ社会物理学者の山本晋也によって設立されたコミュニティです。Web 3.0とDAOに基づき、新しい価値創造を追求する社会実験を行っています。
東京都渋谷区に位置するDICT CUBE TOKYOを拠点に、多様なクリエイターや研究者が集まり、国際的な共創を進めています。三留丈樹の顧問就任は、地域の医療と革新を結ぶ重要な一歩です。