ギグワークス、spacetimesの株式取得によりエンタメ事業拡大へ

ギグワークスがspacetimesを連結子会社化

2025年12月29日、ギグワークス株式会社は取締役会にて、株式会社spacetimesの約51.6％の株式を取得する決議を行いました。この動きは、同社のエンターテインメント事業を拡大し、さらなる業績向上を目指すものです。

spacetimesとは？

株式会社spacetimesは、アニメやゲーム、芸能人に関するサブライセンスの取得・保有を行い、多彩なイベントの企画やグッズ販売に特化した企業です。また、対面型のカフェやグッズ販売店舗の運営も手がけており、エンターテインメント事業において豊富な経験を持っています。

特に、乃木坂46や日向坂46などの人気アイドルグループとのコラボレーションイベントの企画・運営が評価されており、これまでの実績に裏打ちされた能力が注目されています。ギグワークスは、spacetimesの高い企画力に期待を寄せており、合弁会社のGreen Lightとのシナジーが生まれることを期待しています。

今回の株式取得の重要性

ギグワークスは、2023年12月に設立した合弁会社「Green Light」を介して、エンターテイメント市場に新たなサービスを届けるべく準備を進めています。このGreen Lightは、秋元康氏との共同出資により設立されたもので、イベントの企画や運営、スタッフィング事業を通じて、エンターテインメント分野の拡充を図っています。

spacetimesの子会社化により、両社はイベントの企画・運営やスタッフィング事業の強化を図り、ギグワークスグループ全体の活動を一層活発にさせることが期待されます。spacetimesは、エンターテインメント事業の豊富な知識と経験を持っているため、Green Lightとの相乗効果が生まれると考えられています。

ギグワークスグループの強み

ギグワークスグループには、多数のスキルを持つギグワーカーが在籍しており、特に単発短期案件での動員力に強みがあります。そのネットワークを駆使し、さらにエンターテインメント事業を推進していく方針です。

また、ギグワークスの連結子会社であるnex株式会社は、国内最大級のシェアオフィスを運営しており、表参道や渋谷でのシェアサロン事業も展開しています。これにより、spacetimesの新たなカフェ運営やグッズ販売の展開にも寄与することが予想されます。