スイスの時計ブランドAMIDA、DKSHと独占販売契約を締結
DKSHマーケットエクスパンションサービスジャパン(以下、DKSH)は、スイスの独立系時計ブランドAMIDAと日本市場における独占販売契約を締結しました。この提携により、DKSHはAMIDAの時計に関するマーケティング、販売、流通、アフターサービスを一手に担当します。
AMIDAは1970年代を彷彿させる未来的なデザインと革新的な時計技術で知られています。特に、同ブランドのデジトレンドは、独自のジャンピングアワー機構と三角柱を用いたデジタル表示によって、国際的な評価を得てきました。今回は、スイスの伝統と現代の高精度技術を融合した新しい「デジトレンド」が日本市場での展開を果たすことが期待されています。
AMIDAとDKSHのリーダーからのコメント
AMIDAの最高経営責任者(COO)、ブルーノ・ゲルトナー氏は、今回の提携について「日本には時計づくりに対する深い理解と、美しさや職人技への強いこだわりがある。私たちの価値観とも合っており、DKSHと共にAMIDAの創造性を生かして新しい価値をお届けすることを楽しみにしています」と述べました。
また、DKSH消費財事業部門の執行役員、水尾正人氏は「AMIDAの日本市場での独占販売パートナーに選ばれたことを光栄に思う」と話し、日本の時計愛好家に対して新たな魅力を提供できると自信を見せています。
限定展開中のAMIDAの時計
現在、AMIDAの腕時計は、伊勢丹新宿店本館5階のウォッチコーナーで限定的に展開されています。この店舗では、AMIDAの時計の美しさや技術を直に見ることができ、多くの時計愛好家やコレクターにとって見逃せない機会となっています。
AMIDAの背景
AMIDAは1925年に設立され、以降スイスの独立系時計メーカーとしての地位を確立してきました。特に1976年に発表された「デジトレンド」は、その革新性により多くの賞賛を受けました。AMIDAは2024年にブランドを再興し、ヴィンテージなデザインと現代技術を融合させた時計を展開します。新しい「デジトレンド」はその精神を受け継ぎつつ、より洗練されたデザインを持つものとして注目されています。
DKSHの事業展開
DKSHは160年以上の歴史を持つ企業で、アジアを中心に様々な市場で企業成長を支えています。特に消費財事業部門では、急成長しているラグジュアリー・ライフスタイル商品や食品サービスに力を入れています。今後もDKSHはAMIDAの展開を通じて、日本の市場での時計文化に新たな風を吹き込むことでしょう。
AMIDAとDKSHの提携により、これからの日本市場における時計のトレンドに注目です。