BREVAが新コレクション「セグレート・ディ・ラリオ」を発表
スイスの独立系高級時計ブランドBREVA(ブレーヴァ)が、今冬に日本市場に向けて新作「セグレート・ディ・ラリオ」を正式に展開します。この特別なコレクションは、2025年に再起動するブランドの初となるものとなり、イタリア・コモ湖の静かな美しさをテーマにしたデザインが特徴です。
伝統と革新の融合
「Segreto di Lario」は、伝統的な時計製造技術と現代的なデザインを巧みに融合させたモデルで、18K 5N+ローズゴールド製のケースは、直径41mm、厚さ11.10mmのクッション型。エレガントな印象を与えつつも、防水性能は50メートルを誇ります。
特に目を引くのは、ダブルレトログラード式パワーリザーブインジケーターとレトログラード秒針を備えたダイヤル構成です。これにより、6日間のパワーリザーブとその最終24時間を段階的に表示することが可能となっています。
卓越したムーブメント
ムーブメントには、名匠ジャン=フランソワ・モジョンが率いるクロノード社によって特別に開発された手巻きキャリバーを採用。ダブルバレル構造によって7日間のパワーリザーブを実現し、精度と美しいデザインが見事に両立しています。ケースやブリッジには、オートオルロジュリーならではの精緻な仕上げが施されており、コート・ド・ジュネーブや面取り、サテン、サンドブラストなど、高い職人技を感じさせます。
この限定モデルはわずか25本のみの提供となっており、時計コレクターの心を惹きつける珍しい存在です。
販売価格と技術仕様
「Segreto di Lario」は、予価1342万円(税込)で販売され、主な技術仕様は以下の通りです。
- - 手巻きムーブメント(クロノード製C101ベース)
- - 石数:29石、3Hz、7日間のパワーリザーブ、ダブルバレル構造
- - ケース素材:18K 5N+ローズゴールド、41mm × 11.10mm、防水50m
- - 機能:時・分、レトログラード秒針、二重パワーリザーブ表示(6日間+最終24時間)
- - ストラップ:手縫いブルーアリゲーター(3サイズ展開)
2025年の冬には日本に入荷予定ですが、BERVAはこの新作を通じて、時計製造の伝統を取り入れながらも、現代の創造性を注入する姿勢を示しています。
ブランド再構築プロジェクト
BREVAの日本市場での再構築プロジェクトは、オフィス麦野の代表である麦野豪さんが手掛けています。彼はかつて数多くのラグジュアリーブランドのリポジショニングを行ってきた経験を生かし、BREVAのさらなる高みを目指しています。麦野さんは、ブランドの再起動に向けて富裕層ビジネスのネットワークを駆使し、多方面からの支援を行っています。
この冬、BREVAの新作「Segreto di Lario」は、時計愛好者にとって不可欠なアイテムとなるでしょう。高級時計の世界に新しい風を吹き込むこのコレクションをお楽しみに。