引っ越し代が100万円を超える背景とは
最近の引っ越し事情は、思いのほか厳しい状況にあります。特に、首都圏での引っ越しでは、僅か15分の距離でさえも、思わぬ高額な見積もりが提示される場合があります。この問題を深く掘り下げたのが、3月2日放送の『ABEMA的ニュースショー』です。
この番組では、都内在住のある女性が、引っ越し業者から提示された117万円という高額な見積もりについて語りました。彼女は夫と生後0歳の子どもとの3人家族で、引っ越し先は現住居から近い場所であるにもかかわらず、なぜこれほどまでに費用がかさむのか、その真相を探ります。
引っ越し費用の高騰要因
女性によると、見積もりが高額になった理由は、ガソリンや人件費の高騰、さらには人手不足や労働時間の制限などといった要因が影響しているとのこと。昨年3月の家族の引っ越し費用の平均が約22万円である中、117万円という金額は異常とも言えます。
業者を経営している芸人のたかくらさんは、引っ越し日と搬入時間の制限が プレミアム費用を左右する要素であると指摘。特に3月31日は繁忙期であり、需要が高まるため、相場を大きく上回ることもあると説明しました。「実際、100万円以上の引っ越しを希望する方もいるほど、業界は今、混み合っています」と彼は語ります。
このような状況では、移動するスタッフの数も増員する必要があるため、自ずと見積もりは高額になるといいます。女性も、作業員が5人に増員されることで人件費が通常の2.5倍になったことを明かしました。
注意が必要な引っ越し業者選び
たかくらさんは、引っ越し日までに余裕がある場合、冷静に多くの業者と相談し適切な業者選びをすることが重要であるとアドバイスします。特に、高額な見積もりが出た場合、他の業者からも見積もりを取り、比較することをお勧めします。また、視聴者に向けて、業者が高額な料金を取ろうとすることに警戒心を持つよう呼びかけました。
芸能人も利用するたかくらさんの苦悩
番組のMCである千原ジュニアさんも、実際にたかくらさんに引っ越しを依頼した経験があると語りました。「彼には本当にお世話になっています。けれど、業界が大変なのも知っています」。たかくらさんは、数多くの芸能人の引っ越しも受け持っており、その裏側にある複雑な事情を知っていると話します。
千原さんは、「実際、彼のトラックに社名を記載すると、どの芸能人が引っ越してきたのか話題になってしまうため、あえて無地のままで作業をしてもらっています」と、周囲への気遣いから生じる苦労を明かしました。
まとめ
引っ越し代の高額さにはさまざまな理由があり、特に繁忙期には相場が大きく変わることが理解できました。必要に迫られている方は、冷静に情報を収集し、賢い選択をしていくことが求められます。放送は現在も『ABEMA』で視聴可能ですので、興味のある方はぜひチェックしてみてください。[
ABEMAで視聴する](https://abema.tv/video/title/89-76)
『ABEMA的ニュースショー』放送概要
- - 放送日時: 毎週日曜正午~昼2時(生放送)
- - チャンネル: ABEMA NEWSチャンネル
- - MC: 千原ジュニア
- - 進行: 田中萌(テレビ朝日アナウンサー)
- - 出演: 内田裕子(経済ジャーナリスト)、宮崎謙介(元衆議院議員)、マンボウやしろ(脚本家/演出家)、大島由香里(フリーアナウンサー)
放送の詳細や過去の放送は
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