ストリートダンスチームFOUND NATION、世界大会への道を切り開く
2025年7月6日、埼玉県のイオンモール川口前川にて開催された「台風一家 presents RESPECT CULTURE 2025 JAPAN」において、ストリートダンスチームFOUND NATIONが目覚ましい活躍を見せました。メンバーのRyo-spin、Mikadolphin、ZENON、TETSUの4人が出場し、見事優勝を果たしました。この結果、FOUND NATIONは台湾・高雄市で開催される「RESPECT CULTURE ワールドファイナル」に出場する権利を獲得し、日本代表として世界の舞台に挑むことが決定しました。
大会は、全国各地から選りすぐりのダンサーたちが集まり、如何に日本を代表するチームが決まる重要なイベントでした。FOUND NATIONはその中で、圧倒的なチームワークと高い技術力を駆使して頂点に立ちました。この優勝によって、彼らは現地までの航空券や宿泊費のサポートを受けることになり、世界各国の強豪チームとの対戦に臨むことになります。
FOUND NATIONのこれまでの歩み
FOUND NATIONは2002年に結成されて以来、数々のイベントやバトルで素晴らしい成績を収めてきました。その活動範囲は沖縄から青森まで広がり、現在は主に関東エリアで活躍しています。特に2008年には世界的なブレイクダンス大会「UK BBOY CHAMPIONSHIPS」で日本大会を優勝し、国際大会への道を開いたことで、多くの注目を集めました。その後も、2012年に「Freestyle Session」で日本人初となる2位を獲得したり、世界最強のSOLO BBOYを決める「RED BULL BC ONE」でメンバーのISSEIが19歳で見事な勝利を遂げたりするなど、数々の偉業を成し遂げています。
特筆すべきは、2016年に「Freestyle Session」のWorld Finalで日本人CREW初の優勝という快挙を達成し、FOUND NATIONは瞬く間に世界のダンスシーンにその名を刻むこととなりました。彼らは独自のスタイルと圧倒的なパフォーマンスで、多くのファンを魅了し続けています。
新たな挑戦と期待
現在、彼らは株式会社FNMDとして活動を行っており、音楽・ダンス事業やアパレルの開発など、多方面でその存在感を発揮しています。FOUND NATIONのメンバーは、彼らの専門知識と経験を背景に新たなビジネスモデルを構築しており、次世代のダンス文化の発展にも寄与しています。
そんな彼らの次なる目標は、世界大会でのさらなる高みを目指すことです。国内外から高まる期待に応え、世界の舞台で素晴らしいパフォーマンスを披露する姿が見られる日が待ち遠しいです。FOUND NATIONのメンバーには今後も大いに注目が集まります。