夜光タスキプロジェクト
2026-01-14 11:26:57

官公庁制服メーカーが挑む持続可能な「夜光タスキ」プロジェクト

官公庁制服メーカー、大和被服の新たな挑戦



岡山県倉敷市に本社を置く大和被服株式会社は、創業100年を迎える官公庁向け制服の製造企業です。この度、同社はSDGs活動の一環として、警察官制服の廃棄生地を利用した新プロジェクト「夜光タスキ」を発表しました。このプロジェクトは、環境を守りつつ、子どもたちの交通安全意識を育むことを目的としています。

新プロジェクト「夜光タスキ」の背景



大和被服は、警察官や消防士の制服を長年にわたり製造しており、特に役目を終えた制服に関して、焼却や埋め立て処分が一般的でした。しかし、毎年約2トン以上の廃棄生地が発生し、企業としてもこのジレンマに対処する必要がありました。2021年からは消防服のアップサイクルプロジェクト「Returbull」を開始し、得られたノウハウを今回の「夜光タスキ」プロジェクトに応用しています。

夜光タスキの特性と目的



夜光タスキは、警察官制服の高品質な生地をベースに、視認性を向上させるために蓄光反射テープが組み合わされています。これにより、暗い場所でも目立ち、事故防止に役立つ機能を備えています。子どもたちにとって、自らが身に着けるものが「本物の警察官制服から作られている」と知ることで、防犯意識の向上を促す狙いがあるのです。

夜光タスキをつける小学生

地元小学校への寄贈と反響



2025年12月24日、大和被服は岡山県の乙島東小学校の4・5・6年生に夜光タスキ81本を寄贈しました。この寄贈式では代表5名が「玉島ルミナスミニポリス」として特別隊員に任命され、交通安全の重要性を直接伝える機会も設けられました。

小学生たちからは「警察官に憧れているから嬉しい」「かっこいいと思った」「事故防止のために役立つと思う」などの感想が寄せられました。彼らが夜光タスキを身にまとうことで、交通安全への意識が高まることが期待されています。

警察および教育機関からの評価



岡山県玉島警察署では、今回の取り組みについて「子どもたちが警察官の制服と同じ生地で作られた製品を身に着けることで、交通安全の大切さを学ぶ良い機会」と評価しています。さらには、地元の小学校の校長も「生徒たちが警察官の制服からできたと知り、喜んでいる様子を見て感動した」とコメントしました。

社会的意義と今後の展望



大和被服は、警察官制服の製造過程で生まれる廃棄生地をアップサイクルすることで、新たな社会貢献モデルを構築しています。この取り組みは、産官学の連携によるものであり、消防団体との協働や、大学と連携した次世代育成のプログラムとも結びついています。今後も、他の警察関連制服を利用したアップサイクルを進め、持続可能な社会の実現に向けて邁進する予定です。

まとめ



今回の夜光タスキプロジェクトは、廃棄物を単なるゴミとして捨てるのではなく、社会的な意義を持った教育プログラムに変える画期的な試みです。大和被服株式会社は今後も、社会全体の安全意識を高める活動を続けていくことでしょう。


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