12月12日、株式会社三井住友銀行(SMBC)主催の『SMBC LIFE DESIGN FILM AWARD 2025』が最終選考会兼表彰式を行いました。このイベントは、学生たちが自分自身にぴったりの銀行口座を選ぶ重要性に焦点を当てた動画コンテストとして位置づけられています。
このコンテストは「“自分に合った”銀行口座を“選ぶ”ことの大切さ」をテーマに、高校生、専門学生、大学生の参加者から多くの作品が寄せられました。2025年5月1日からの応募開始以来、数多くの学生たちが自身の視点で金融リテラシーを表現する映像を制作しました。特設サイトにアクセスし、多彩な作品を見ることができると同時に、参加した学生たちの想いを感じることができます。
最終選考会では、1次審査を通過した10団体が、自ら制作した動画を放映し、それぞれのアイデアやストーリーをプレゼンテーションしました。この日の審査には、京都大学の岩﨑康平准教授やPIVOT株式会社CEOの佐々木紀彦氏、TUGBOATの麻生哲朗氏など、金融の専門家が参加し、参加者の創造力や表現力を評価しました。
参加団体は、資金管理や将来のライフプランに関する独自の視点を提示し、審査員たちの興味を引きました。彼らのプレゼンテーションの中には、若者ならではの経済的な不安やお金に対する課題をストーリーテリングとして具現化した作品が多く、観客にも大きな共感を与えていました。
最優秀賞の発表では、俳優の北村匠海さんが登壇し、受賞者へ贈呈の言葉を述べました。最優秀賞を獲得したのはチーム832の「その選択が作る金融リテラシー」です。彼らの作品は、銀行口座の選択を通じて金融リテラシーの獲得を描くことに成功し、その独自性が高く評価されました。北村さんは「役者の僕が見てもストーリーや編集のクオリティに驚きました。この作品は学生たちに金融リテラシーを考える素晴らしいきっかけを提供してくれる」とコメントしました。受賞チームには100万円の賞金も贈呈され、その作品はSMBCの公式YouTubeチャンネルで視聴できるのでぜひご覧ください。
このコンテストを通じて、学生の皆さんに「銀行選び」の重要性を広く伝え、自己に合った金融サービスを選ぶことが未来にどのように繋がるのかを考える契機を提供しました。SMBCは、毎日の生活に欠かせない金融に関して、自分にとって最良の選択肢をしっかりと考えることを推奨しています。そして、進学や就職の場面と同様に、銀行選びも人生の重要な選択の一つとして捉えてほしいと願っています。
また、最近開始されたOliveというサービスも、新規口座開設者の約半数が20代という背景もあり、これらの視点や声をサービスの改善に役立てていくことが期待されています。今後もSMBCは、各個人が自分に合った銀行や金融サービスを選ぶことが大切であると知らせ続け、日常生活に寄り添う存在であり続けることに努めていきます。興味がある方は、Oliveの特設サイトもぜひご覧ください。