AKB48大盛真歩支援官が茨城県で詐欺被害防止へ呼びかけ

AKB48大盛真歩支援官が茨城県で詐欺防止を訴え

AKB48の大盛真歩さんが特別防犯支援官として、地元茨城県での防犯活動に精力的に取り組んでいます。最近、茨城県神栖市にあるアートホテル鹿島セントラルにて開催された防犯座談会では、特殊詐欺の被害防止をテーマにした講演が行われました。この活動は、全国で増加するオレオレ詐欺や架空請求詐欺等の被害を防ぐためのもので、2018年から始まった「ストップ・オレオレ詐欺47〜家族の絆作戦～」プロジェクトの一環です。

本年度、茨城県内でもニセ電話詐欺の被害が続出しており、11月末までの被害額は約8億4千万円にものぼるといいます。大盛支援官は、こうした詐欺から身を守るために、まずは冷静になり、見知らぬ番号からの電話には注意することが重要だと強調しました。その中でも、最近特に問題となっているのが、SNSを介した投資詐欺やロマンス詐欺です。大盛支援官は、これらの手口についても具体的に解説し、注意喚起を行いました。

特に、最も危険な詐欺の一つにオレオレ詐欺があり、親族になりすました者から「お金が必要だ」との嘘の連絡が入るケースが多発しています。被害を未然に防ぐためには、国際電話の受け取り設定を見直すことも重要です。大盛支援官は、国際電話からの着信を無償で拒否できる「国際電話不取扱受付センター」に申し込む方法を紹介しました。この手続きをすることで、詐欺電話に悩むことから解放される可能性が高まります。

座談会の後、大盛支援官は近くのスーパーで市民を対象に啓発品を配布し、さらなる詐欺被害防止の呼びかけを行いました。その際、「家族の絆を大切にし、今日のお話をぜひ周囲の人々にも伝えてください」と訴え、困った際には家族や警察に相談するよう呼びかけました。彼女の熱心な姿勢が、多くの人々に届くことを期待したいです。

大盛真歩特別防犯支援官は、今後も茨城県だけでなく、全国での防犯活動に積極的に参加し、詐欺被害を一件でも減らすために努力する姿勢を見せています。市民一人ひとりが詐欺の手口を知り、警戒心を持つことが、詐欺被害防止につながるのです。