Qunoの新作演劇『増える部屋』が8月に開幕
Quno(旧projecttiyo)が、新たな作品『増える部屋』を2025年8月8日から10日まで、東京都目黒区のギャラリーあるかぶるで上演します。この公演は、Qunoが改名後に発表する初めての演劇で、観客に新たな感動を提供することを目指しています。
チケット情報
チケットは現在、カンフェティにて販売中です。一般の価格は3,500円ですが、U-22 や高校生以下に対しては特別料金が設定されています。ぜひこの機会にお買い求めください。
演劇の内容
『増える部屋』のテーマは「無数の部屋を巡る旅」です。この演劇は、登場人物たちが次々と現れる部屋の中を彷徨い、彼ら自身の過去に思いを馳せる様を描いています。この作品は、Qunoが長年研ぎ澄ませてきた空間演出の技を活かした作品になっています。これにより、観客は訪れる部屋の一つ一つに、登場人物たちの過去や想いが込められていることを実感できるでしょう。
独自の演出スタイル
本作では、2名の俳優と映像出演者が織り成す物語が展開されますが、演出の工夫によってまるで無数の人物が存在するかのように演出されます。この「増えていく部屋たち」には、観る者を惹き込む力が秘められており、ただの展示ではなく、一つの体験として心に響くことでしょう。
大人の迷いに寄り添う
本演劇は、大人としてのあり方に悩む全ての人々に向けて作られています。社会情勢の変化に戸惑う人々や変化を望む人々に寄り添った視点から、心の動きを描き出します。多様な感情や思いを含む「部屋」の象徴的な表現が、観客の心を掴むことは間違いないでしょう。
スタッフ紹介
藤井ちより(演出)
Qunoの代表であり、演出家の藤井ちよりは、多摩美術大学演劇舞踊デザイン学科出身。彼女の作品には、美術に親しんだ視覚的感性が色濃く表れ、空間を活かした柔らかい演出が特徴です。
山本悠(作家)
香川県出身の山本悠は、演劇の構造と人間関係を深く探求する作家です。自身の経験を通じて、演劇を通したコミュニケーションの大切さを訴えかけます。『増える部屋』でも、こうしたテーマが反映されています。
Qunoについて
Qunoは、2021年にprojecttiyoという名で発足し、その後改名しました。彼らは、人々の創造的な交流を大切にし、舞台作品に対する新しいアプローチを構築しています。過去の作品には、印象深い『キューちゃんは僕を探さない』や『手のひらの町、夜更かしの王様』があり、今回の『増える部屋』でも同様に探求心満載の作品となっています。
公演概要
- - 公演期間:2025年8月8日 (金) ~ 2025年8月10日 (日)
- - 会場:ギャラリーあるかぶる(東京都目黒区上目黒2-41-9-B1F)
- - チケット料金:一般 3,500円、U-22 2,500円、高校生以下 1,000円
- - チケット購入:カンフェティ
ぜひこの機会に、Qunoの新たな世界に触れてみてください。観客の皆様にとって、一つの心の旅となることでしょう。