グッチがジェンダーパリティ認証を更新、ダイバーシティへの取り組みが評価
グッチ、ジェンダーパリティ認証を更新
イタリアのラグジュアリーブランド、グッチが再び新たな偉業を成し遂げました。2023年7月、同社は、世界的に認められた認証機関であるビューローベリタス イタリアから、ジェンダーパリティ認証を更新したと発表しました。これは、企業のダイバーシティ、エクイティ&インクルージョン(DE&I)への長年にわたる取り組みを反映する重要なステップです。
グッチは、ラグジュアリーブランドとして初めて、イタリア政府の国家計画(NRRP)の下でこの認証を取得した経歴があります。この度の再認証は、グッチが設定した測定可能な目標に基づき、継続的な評価と改善を行う企業文化に支えられています。
新たな認証に向けた監査は、グッチのイタリア国内にあるコーポレート、リテール、製造部門など14の事業体を対象に実施されました。そこで確認されたのは、組織全体におけるジェンダー平等の指標の維持と改善が進む仕組みです。この評価は、企業文化、戦略、ガバナンス、人事プロセス、女性のキャリア成長支援、賃金平等、育児支援、ワークライフバランスの6つの主要指標に関して行われました。
グッチは今後も、インクルーシブな人材採用やキャリア開発施策を推進し、様々なライフステージにおける従業員の支援に取り組む意向です。具体的には、育児休暇制度の拡充や新たに親となる従業員向けのコーチング、柔軟な働き方の導入、ウェルビーイングに関連した取り組みなどが挙げられます。さらに、バイアスや差別、その他の不適切な行動を防ぐための学習プログラムも充実させているとのこと。
グッチの社長兼CEO、フランチェスカ・ベレッティーニ氏は、「今回の更新は、企業文化の更なる発展に対する我々の責任感を再認識する機会です。私たちは、社員がその才能を最大限に発揮し、成長できる環境を整えることが、事業運営の基盤だと考えています」と述べています。
同認証の更新は、今後発表される「2025 Gucci Equilibrium Impact Report」においても強調される予定です。このレポートでは、People & Planetに関する取組みや新たに導入された戦略的施策が紹介され、グッチの社会的責任や環境への配慮について深堀りされる見込みです。
さらに、グッチは未来のニーズに応えるため、温室効果ガスの排出削減や環境への負荷軽減、地域社会の活性化に対する取り組みも強化しています。このように、ダイバーシティだけではなく、サステナビリティも重視した取り組みを通じて、ポジティブな変化を生み出すことに取り組んでいます。
グッチの進展は、ファッション業界においても重要なメッセージとなっています。このような取り組みは、他の企業にも大きな影響を与えることでしょう。グッチの今後の活動に注目です。