歌ってCO2回収!
2025-06-16 15:38:26

楽しく歌ってCO2を資源に変える新しい試み「MOF FES.」

大阪・関西万博で実施された「MOF FES.」の新提案



本年の6月15日、大阪・関西万博の会場内リボーンステージにおいて、「MOF FES.」というユニークなイベントが開催されました。このイベントは、株式会社エクシングと親会社のブラザー工業株式会社が協賛し、環境問題に真剣に向き合う姿勢が光る内容となっていました。

「MOF FES.」の目的とは?



「MOF FES.」は、主催者であるSyncMOF株式会社が苦心して設立したイベントの一環で、カーボンリサイクル技術を広めることを目的としています。ここで紹介されている「MOF」とは、金属イオンと有機物を組み合わせた多孔性材料のことで、脱炭素社会に向けた取り組みが求められる現代において、さらなるリサイクル技術の進歩が期待されています。このイベントでは、アートやスポーツ、音楽を融合させた様々なプログラムが企画され、体験を通じて持続可能な未来へ向かう具体的な行動提案がなされました。

メイン企画「CO2回収のど自慢大会」



その中でも特に注目を集めたのが「CO2回収のど自慢大会」です。この大会は、カラオケを楽しむことで排出されるCO2を回収し、これを資源化するという全く新しい試みです。参加者は最新の通信カラオケ機器「JOYSOUND X1」を使用し、SyncMOFの開発したCO2回収装置「Syllego」を装着したリストバンドを着用して挑戦しました。歌を歌う際に発生するCO2を捕まえ、会場の炭酸足湯に利用するという行為が目の前で展開される様子は、参加者たちの意識を大いに高めました。

参加者たちは、全8組が集まり、それぞれの歌声を披露することで会場を盛り上げました。また、観客席だけでなく、大屋根リングからも多くの人々がこの光景を見守りました。CO2を資源化した炭酸湯は、来場者からも好評を得て、足湯を利用する方々で賑わいました。このような楽しい体験を通じて、参加者と観客が共に考えさせられるきっかけを得ることができました。

環境への楽しさと貢献



エクシングとしては、こうした取り組みが少しでも環境問題への関心を高めることにつながればと願っており、楽しいエンターテインメントでもって心の豊かさが提供できるよう今後も努力を続けることを目指しています。

このイベントは、単なるエンタメの枠を超え、環境への新たな視点や行動を促す大きなインパクトを持っていました。現代社会が抱える環境問題をつきつけられた今、我々も小さな行動を通じて未来に向けた意識を持ち続けることが重要です。今後もこのような取り組みが広まり、より多くの人々が参加することを期待しています。

「MOF FES.」の詳細は公式ホームページから確認できます。是非、今後のイベントにもご注目ください。
MOF FES.のホームページ
SyncMOFのホームページ


画像1

画像2

画像3

関連リンク

サードペディア百科事典: エクシング MOF FES. CO2回収

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。