エス・テー・デュポン 銀座フラッグシップストアの誕生
エス・テー・デュポンが2025年4月2日、銀座に新たなフラッグシップストアをオープンします。このストアは、パリから始まるエス・テー・デュポンの第5の店舗であり、ブランドの伝統と革新が融合したデザインコンセプトを体現しています。これにより、訪れる人々には特別な顧客体験が提供されます。
デザインとコンセプトの詳細
新店舗のデザインは、1940年代に誕生した同ブランドの最初のライターからインスピレーションを得て設計されています。銀座店では、ブランドのアイコンである「ダイヤモンドヘッド ギヨシェ」をモチーフにした幾何学的なグラフィックスや、特別な漆技術を讃えた「ダブルフレーム」デザインが施されています。特に、入口に設置された「リードメタルピラー」はライターの外観を模しており、逆ピラミッド型のシャンデリアは日本の伝統職人の技術に敬意を表したものです。
店舗のレイアウトは、ダイヤモンドヘッドをイメージしながら設計され、訪客が「ソフト」(レザーグッズ)から「ソリッド」(ライターやペン、喫煙アクセサリー)へと自然に導かれる動線を重視しています。このように、伝統的な職人技術とモダンなデザインの調和が随所に感じられる空間が魅力です。
新生エス・テー・デュポンのラインナップ
今回のオープンでは、新しいウィメンズレザーグッズコレクションが注目です。19世紀には王族や著名人にトランクを提供していたエス・テー・デュポンが、その伝統を基に革新を加えた商品が続々と登場します。
リヴィエラ
特に注目すべきは1953年にオードリー・ヘプバーンのために作られた「リヴィエラ」のリデザイン。シークレットコンパートメントを受け継ぎつつ、隠しポーチには「ダイヤモンドヘッド ギヨシェ」加工が施されたライターパドロックが輝点として配置されており、エス・テー・デュポンのアイコニックな魅力が凝縮されています。
エックスバッグ
次に「エックスバッグ」ですが、これはエス・テー・デュポンの特徴をマクロなスケールで表現した製品であり、大胆な“X”モチーフがその存在感を際立たせます。銀座店限定のライトブルーのカラーも登場し、女性らしいシルエットが一層引き立ちます。
アペックス
最後に「アペックス」。こちらは「ファイヤーヘッド ギヨシェ」を3Dデザインでレザー素材に初めて取り入れたコレクションです。「ナノトランク」など少数派モデルも揃っており、洗練されたエレガンスが感じられます。
銀座限定アイテム
また、銀座フラッグシップストア限定の「蒔絵」技法を用いたライターと万年筆の特別コレクションも注目です。「流水春秋シリーズ」、「ドラゴンシリーズ」、「桜シリーズ」という3つのデザインが用意され、熟練職人による手作業が光る作品です。特に「桜シリーズ」は銀座店のみの受注販売となっています。
この新たなフラッグシップストアは、エス・テー・デュポンのラグジュアリーで現代的な側面を発見する絶好のチャンスです。ぜひ訪れてその魅力を直接体験してください。
店舗情報
エス・テー・デュポン 銀座フラッグシップ
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座7丁目6−2 1F
TEL:03-6264-5622
営業時間:11時00分~19時30分(年末年始を除く)
会社概要
エス・テー・デュポンは、1872年に創業し、フランスに本拠を置くラグジュアリーブランドです。高級ライター、筆記具、レザー製品、メンズアクセサリーなどを手掛け、エレガントで洗練されたデザインを打ち出しています。150年以上にわたり受け継がれてきた職人の技術によって生まれるこれらの製品は、時代を超えて多くのお客様に愛されています。
公式サイト:
エス・テー・デュポン