アートのアップサイクル
2025-10-16 12:09:21

アップサイクルで生まれ変わるアートの垂れ幕! ワークショップのお知らせ

アートを再生するアップサイクルワークショップ



大阪中之島美術館が主催するアップサイクルプロジェクトに、衣服を通して豊かな心を育む「服育R」を提唱する株式会社チクマが参加します。2025年11月16日(日)には《第12回アップサイクルワークショップ》が開催され、参加者が昨年の展覧会「モネ 連作の情景」で使用された巨大垂れ幕を元に、クリスマスフラワーリースを製作します。アップサイクルとは、不要となったものに新たな価値を与える手法であり、このワークショップはそれを実践する貴重な機会です。

ワークショップの開催概要



ワークショップは以下の日時と場所で行われます。
  • - 日時: 2025年11月16日(日)
- 第1回: 10:30~11:30
- 第2回: 14:00~15:00
  • - 場所: 大阪中之島美術館1階ワークショップルーム
  • - 募集人数: 各回20名
  • - 対象: 小学5年生以上
  • - 参加費: 500円(税込)
  • - 申し込み方法: 大阪中之島美術館のチケットサイトから

このワークショップは、アートを日常生活に取り入れる楽しみを体験しながら、環境への配慮や福祉支援を含むパートナーシップの重要性を学ぶ場でもあります。クリスマスのシーズンに合わせた華やかなリースを一緒に作りながら、持続可能な社会の実現へ向けたSDGsの精神にも触れることができます。

環境への配慮と地域貢献



今回は、特殊なボンドでの加工を行っているコニシ株式会社の協力のもと、事前に垂れ幕がカットされ、福祉法人いちょうの森の方々が作業に携わります。これにより、障がいのある方たちの就労支援にもつながっています。

これまでのアップサイクル活動



大阪中之島美術館では、これまでにもさまざまなアップサイクルワークショップが行われてきました。過去の活動では、ハンギングオーナメントやフラワープレート、フォトフレームなど、多岐にわたる作品が誕生しています。これらのワークショップは、美術館が主催するアートを身近に感じる機会を提供しており、地域住民のアートへの関心を高めています。

例えば、第3回では「ロートレックとミュシャ」展の垂れ幕をクリスマスフラワーツリーにアップサイクルしたり、第8回では女性画家たちの展覧会の垂れ幕をお花の吊るし雛として新たに形作りました。これらの活動は、単なるリサイクルに留まらず、アートの新しい形を次々と生み出しています。

美術館の理念



大阪中之島美術館は、「さまざまな人と活動が交錯する都市のような美術館」を目指し、地域に根付いた芸術活動を推進しています。美術館は6600点以上のコレクションを所蔵し、19世紀後半から現代までの優れた美術とデザインを展示することで、訪れる人々に感動と思考を促します。

このような活動を通じて、アートが日常の一部になることを提案し、地域社会における文化交流の場を提供しています。

参加方法



ワークショップへの参加は、大阪中之島美術館の公式サイトから申し込みが必要です。定員が限られているため、早めの申し込みをおすすめします。楽しくクリエイティブな時間を過ごしながら、環境保護や福祉への貢献を実感してみてはいかがでしょうか。

美術館の取り組みに参加することで、アートの楽しみを新たな形で体験し、自身の作品を持ち帰ることができる貴重な機会です。皆様のご参加をお待ちしています。


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