冬における心筋梗塞の危険性
2025年12月7日(日)のあさ7:00から放送される『健康カプセル!ゲンキの時間』では、冬季に特に注意が必要な心筋梗塞について議論されます。メインMCの石丸幹二さんとサブMCの坂下千里子さんが、心筋梗塞の危険な時期とリスク管理法について専門医の知見を交えながら解説します。
冬に心筋梗塞が増加する理由
心筋梗塞は、心臓を供給する冠動脈が詰まることで心筋が壊死する病気であり、特に12月から3月にかけて死亡率が急増する傾向があります。この冬の時期が1年の中で最も危険な季節と言えるのです。冷たい気温や運動不足、ストレスが影響しやすいこの季節、私たちは注意が必要です。
魔の時間帯について
心筋梗塞には特にリスクが高い時間帯が存在します。専門家によると、朝と夜のふたつの時間帯が特に危険です。これらを「魔の時間帯」と呼ぶこともあるのです。
朝の「魔の時間帯」
朝は「モーニングサージ」と呼ばれる血圧の急上昇が起こりやすい時間帯です。適切に起き上がらずに急に動き出すと、血圧が急上昇し、心筋梗塞を引き起こすリスクを高めることがあります。また、普段から高血圧の方や高齢者に多い心筋梗塞の原因にもなります。
防止策
朝5〜10分のストレッチ
ゆったりした朝食を取る
徐々に活動を起こすことが重要です。
夜の「魔の時間帯」
夜も心筋梗塞が起こりやすい時間です。特に「浴室でのヒートショック」は多くの人が見落としがちな危険要因です。急激な温度変化が血圧に影響を及ぼし、心筋梗塞のリスクを上昇させる可能性があります。
注意が必要な場所
浴室
* 寒暖差のある場所
心筋梗塞のサインを知ろう
心筋梗塞は急に発症することが多いですが、放散痛と呼ばれるサインが現れることがあります。肩や腕に痛みを感じた場合、心筋梗塞の可能性があるためすぐに専門医の診断を受けることが大切です。
この冬、心筋梗塞から自分自身を守るためには、正しい知識と対策が必要です。ぜひ、12月7日の放送をお見逃しなく!
【放送日】2025年12月7日(日) あさ7:00
【出演】メインMC:石丸幹二、サブMC:坂下千里子
【詳しくは】
番組ホームページでご確認ください。