堀内優里の挑戦
2025-12-26 17:40:20

堀内優里、タクティカートオーケストラとともに特別な公演に挑む

ヴァイオリニスト・堀内優里が初のオーケストラ公演に向けて



2026年2月7日(土)、ヴァイオリニスト・堀内優里がタクティカートオーケストラと共演するリサイタル『堀内優里 Echoes ― 子供時代の情景 ―』が開催されます。この公演は、堀内にとって初めてのオーケストラとの全編共演となる特別な機会です。たくさんの名曲を通し、彼女の音楽の旅がどのように展開されるのか、非常に楽しみです。

堀内優里の音楽的背景


堀内は、『題名のない音楽会』内の「題名プロ塾」で葉加瀬太郎の指導を受けてプロデビューを果たしました。彼女のキャリアは全国各地でのリサイタルツアーに発展し、昨年にはアメリカに留学し名手・ジェームズ・エーネスに学びました。この新しい環境での学びは、彼女の演奏スタイルにどのような影響を与えたのでしょうか。

堀内はアメリカで感じた「多様性」に強く影響を受けたと語ります。「毎日が新しい価値観やアイデアに触れる体験で、それが自分の創造性を刺激しています」と、留学生活の充実ぶりを表現しました。音楽観も変化し、音の選択やフレージングに自由さと意図の明確さが加わったと述べています。

公演プログラム:思い出の名曲たち


今回の公演では、堀内が子供時代から親しんできた楽曲や憧れの名曲が盛り込まれています。具体的には、ベリオ、アッコーライ、サン=サーンス、そしてヴィエニャフスキと、彼女の成長を反映した多様な作品が並ぶことになります。

特にラロの《スペイン交響曲》は、堀内にとって非常に特別な作品です。「この曲は子供の頃から慣れ親しんでおり、初めての本番は小学校4年生のとき。初演の時の高揚感は今でも忘れません」と彼女は語ります。年齢を重ねるごとに、この作品が提供してくれる深さや美しさに気づかされ、今でも新しい発見をしているとのこと。

オーケストラとの共演に向けた意気込み


今回のオーケストラ公演に対する堀内の期待は非常に大きいです。「オーケストラと共演する特別な高揚感は、そのまま子供の頃の音楽を聴いていたときのワクワク感に似ています。もっとも、自分の音が全体の中でどう溶け込むかを意識する緊張感もあります」と、その複雑な思いを表現しました。

これまでの経験を活かし、今回の公演では全編オーケストラという特別な体験を大切にし、一緒に創り上げることに楽しさを見出しています。「初めて共演する指揮者・竹内健人さんやオーケストラの皆さんと、音楽の高揚感を一緒に共有したい」とのこと。

公演情報とチケット


『堀内優里 Echoes ― 子供時代の情景 ―』は、2026年2月7日(土)に第一生命ホールで開催されます。チケットはイープラス及びteketで販売中。全席指定で特別席は10,000円、一般席は5,500円、U25チケットは3,300円です。

公演の詳細は、以下のリンクから確認できます。

ぜひ、この特別なリサイタルを見逃さず、堀内優里の音楽がどのように展開されるのかを体感してください。


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