新たな音楽の旅へ:廣津留すみれのソロアルバム『11 Stories』
世界的に活躍するヴァイオリニスト廣津留すみれが、待望のソロ・アルバム『11 Stories』を自身のレーベル「Hatch Music」からリリースしました。ハーバード大学とジュリアード音楽院の名門を卒業した彼女は、演奏活動だけでなくテレビや教育の分野でも広くその存在感を示しています。新作には、幼い頃から彼女が心を込めて演奏してきた楽曲が詰め込まれています。
「音楽の物語」を聴く
今回のアルバムに収められた楽曲は、廣津留さん自身が音楽の原点と捉える、クラシック界の巨匠フリッツ・クライスラーの作品に特に焦点を当てています。聴く人が共感できる名曲たちは、どれも心に響くものばかり。クラシック音楽にあまり詳しくない方でも楽しめる選曲がされており、『11 Stories』には、名曲「ツィゴイネルワイゼン」や、「ルーマニア民族舞曲」、さらには無伴奏で深い世界観を表現したイザイの作品も含まれています。
各曲の魅力
1.
ツィゴイネルワイゼン:この曲のメロディは、ほとんどの人が耳にしたことがある名曲です。情熱あふれる旋律は、聴く人を一瞬にして引き込む力を持っています。
2.
ルーマニア民族舞曲:明るく楽しいリズムが特徴のこの楽曲は、聴く人に何か特別な気持ちを与え、軽やかな上昇感が特徴です。
3.
無伴奏ヴァイオリン・ソナタ第3番:この作品は、イザイの技巧と感情が詰まった魅力あふれる楽曲で、聴き入ってしまうこと間違いなしです。
ピアノとのハーモニー
アルバムのピアノパートは、廣津留さんの長年のパートナーである河野紘子が担当。彼女は声楽や他の楽器との共演経験も豊富で、廣津留さんとの息の合った演奏は、アルバムにさらなる深みを加えています。2人の音楽的対話は、このアルバムの聴き所の一つです。
クラシック音楽の新たな魅力
クラシック音楽に対して「難しそう」と感じる方にもぴったりの内容で、『11 Stories』は、心に優しく響く名曲の数々を通じて、聴く人の心を癒し、楽しませてくれます。
レーベル「Hatch」の意味
レーベル名「Hatch」は、英語で「卵がかえる」という意味を持ち、音楽の新しい可能性に挑戦する気持ちが込められています。このアルバムも、新たな音楽の旅立ちを象徴していることでしょう。
アルバムリリース情報
この新しいアルバムは2025年9月24日にリリースされ、CDは「HATCHM-001」として「Hatch Music」から販売されます。配信リンクは
こちら からアクセス可能です。
コンサート情報
アルバムの発売を記念して、廣津留すみれは特別なリサイタルを開催します。下記のスケジュールで行われる予定ですので、ぜひご参加ください。
- - 9月13日(土) 三重・鈴鹿市文化会館
- - 9月14日(日) 愛知・宗次ホール
- - 9月19日(金) 東京・ハクジュホール
- - 9月21日(日) 静岡・藤枝市民会館
- - 9月23日(火) 愛媛・しこちゅ~ホール
- - 9月28日(日) 山梨・韮崎文化ホール
- - 10月10日(金) タワーレコード渋谷店 CD発売記念イベント
- - 10月26日(日) 福岡・八女おりなすホール
- - 11月27日(木) 富山・オーバードホール
- - 11月29日(土) 滋賀・ルッチプラザ
- - 11月30日(日) 岡山・やかげ文化センター
この特別な機会をお見逃しなく、ぜひ彼女の音楽の世界に触れてみてください。