ユニバーサル ミュージックの教育サービス「UM English Lab」
ユニバーサル ミュージック合同会社が提供する英語教育支援プラットフォーム「UM English Lab」が、公益社団法人企業メセナ協議会のメセナ活動認定制度「This is MECENAT 2025」に認定されたことをお知らせします。この取り組みは、企業が文化芸術の振興を図るための社会的意義を示すものであり、UM English Labは、その目的に向けた重要な施策と言えるでしょう。
「UM English Lab」は、ユニバーサル ミュージックが持つ豊富な楽曲のレパートリーを背景にしたオリジナルの英語副教材を制作し、全国の英語教師に無償で提供しています。これにより、教師は著作権処理の煩わしさを気にすることなく、楽曲を授業に取り入れることができます。特に、発音ガイドや歌詞の色分けといった工夫が施されており、実際の授業に非常に役立つ内容になっています。さらに、UMELは教員との共同教材開発や出張授業を通じて、教育の現場に寄り添った新しい学びの環境を提供しています。
音楽の持つ感情的かつ文化的な力を活用し、生徒が自ら主体的に学ぶ姿勢を引き出すことを目指しています。洋楽の歌詞を通じて、語彙や表現を習得するだけでなく、その背後にある価値観や歴史的背景を探求する視点を育てます。音楽を通じて英語に「触れたくなる」興味を引き出し、言語と文化が交わる体験を通じて、楽しみながら異文化への関心を深めることを目指しています。
また、使用される副教材にはザ・ビートルズやボブ・マーリーといった往年のアーティストの楽曲だけでなく、テイラー・スウィフトやレディー・ガガといった現代のアーティストの楽曲も含まれています。このアプローチにより、生徒たちは学校の授業を通じて洋楽にふれ、海外の文化理解を深めることが期待されています。
今後、「UM English Lab」では教育機関との連携をさらに強化し、より多くの生徒に音楽を通じた学びの楽しさを広めることを目指しています。これにより、文化芸術の振興とグローバルな人材の育成に貢献しようとしています。
「This is MECENAT」とは?
「This is MECENAT」は、企業などが全国的に行うメセナ活動の社会的意義を示す認定制度です。認定を受けた活動には、シンボルとなる「メセナマーク」が付与され、その詳細は専用ウェブサイト「メセナアーカイブ」にて公開されます。この取り組みには、芸術文化支援を中心に、環境、福祉、地域活性化などの社会的課題解決に向けた様々な活動が登録されています。
このように、ユニバーサル ミュージックは音楽を通じて教育分野に新たな価値を提供し、文化を育む重要な役割を果たしています。日本におけるユニバーサル ミュージックのアプローチは、今後も多くの生徒や教育者に影響を与えることでしょう。