自然を愛する若者たちの集い『森川海人っサミット』
2026年1月25日、佐賀県で開催された「令和7年度 森川海人っサミット」。このイベントには、人気YouTuberの「釣りいろは」とくさんがゲストとして登壇し、自然環境の保全について熱い思いを語りました。会場には約100人の参加者が集まり、盛況な一日となりました。
森川海人っプロジェクトとは?
「森川海人っプロジェクト」は、佐賀県が推進する取り組みで、2017年にスタート。豊かな森、川、海のつながりを守り、育て、次世代へと引き継ぐことを目指しています。自然の循環が私たちの生活を支えていることを、県民一人ひとりが理解し、保全活動に取り組む「森川海人」となることを目的としています。
プログラムの内容
サミットは二部構成となっており、第一部では、地元の高校生たちによる環境保全に関する調査・研究活動の発表が行われました。伊万里実業高校の「腰岳チャレンジ」や、鹿島高校による伝統漁法の生物調査など、地域に根ざしたユニークかつ真剣な取り組みが紹介されました。参加者は、高校生たちが制作したペットボトルキャップのアップサイクル作品や、多彩な研究成果の展示に刺激を受けました。
続いての「森川海人っ感謝状贈呈式」では、長年にわたり森、川、海の保全に尽力した個人や団体に感謝状が贈られ、会場中から大きな拍手が送られました。
第二部:トークセッションの魅力
第二部では、佐賀の自然を愛する4名の専門家が登壇し、「若者と森川海をゆる〜くつなぐには」をテーマにトークセッションが行われました。モデレーターは佐賀大学農学部教授の徳田誠氏が務め、各ゲストから貴重な意見が飛び交いました。
特に注目を集めたのは「釣りいろは」のとくさんの発言です。彼は、「動画を通じて自然の楽しさを伝えることで、若者たちの興味を引き、自然とのつながりを深めていくことが大切だ」と強調しました。その言葉は、15年間という長いキャリアの中で培った優しさと確かな手ごたえを感じさせるものでした。
事例として、モデレーターの徳田教授が第一部で紹介された学生たちの真摯な活動を称賛しつつ、「ゆる〜くつなぐためのヒント」を求めると、各専門家からSNSを利用した情報発信や、現場での体験が重要だとの意見が寄せられました。自然環境の魅力を直接感じてもらう工夫や、親しみやすいイベントの開催など、具体的な取り組みが紹介される中で、参加者の関心が高まりました。
トークセッションの最後には、地域の「森・川・海」が近接している佐賀ならではの独自のつながりが強調され、参加者全員が問題意識を共有し、新たなステップへと進むための力強いメッセージが送られました。
まとめ
今回の「森川海人っサミット」では、佐賀の豊かな自然環境を次世代へつなぐ意義や、若者たちが主体的に関わることの大切さが再確認されました。自然との関わりを深めるためには、「ゆる〜い」アプローチや、親しみやすい情報提供が重要であることが、多くの参加者の心に響いたことでしょう。これからも「森川海人っプロジェクト」を通じて、自然環境の保全が進むことを期待しています。