Xperiが描く未来のカーエンタメ
Xperi株式会社は親会社であるXperi Inc.が提供する先進的なコネクテッドカー向けエンターテインメントプラットフォーム、DTS AutoStage™やDTS:X®をJapan Mobility Show2025で出展することを発表しました。このイベントでは、革新的な音声体験がどのように車室内のエンターテインメントを変革するか、来場者に直接お披露目されます。
DTS AutoStageとその魅力
DTS AutoStageは、オーディオおよびビデオサービスを融合させたコネクテッドカー向けのエンターテインメントプラットフォームで、ユーザーが自分の好みに合わせた楽しみ方をできるよう設計されています。最新のDTS AutoStage Video Service Powered by TiVo™は、BMWコネクテッド・ドライブおよびMINIコネクテッドを通じて日本でもサービスを開始します。これにより、ユーザーは大型画面で動画配信サービスを視聴することができ、まるで自宅のリビングで楽しんでいるかのような体験を提供します。
既に北米やヨーロッパなど、多くの地域で導入が進んでおり、日本市場でもその波が広がることが期待されています。特に、HuluやTVer、U-NEXT、WOWOWオンデマンドなど、国内の有名な動画配信サービスと提携することで、豊富なコンテンツが車内で楽しめるようになります。
DTS:Xによる没入型オーディオ体験
さらに、DTS:Xは臨場感あふれるステレオ音源の再生をサポートし、ラジオ、CD、ストリーミングなどの音源を高品質なイマーシブオーディオに変換します。このテクノロジーは、Super Hi-Fiと提携することで実現されており、AI技術を用いてユーザーに合わせた音楽を提供します。これにより、ドライバーや同乗者にとって快適で魅力的な音楽体験が可能になります。
展示内容のハイライト
Xperiのブース(小間番号:E7213)では、DTS AutoStageのオーディオ・ビデオコンテンツの展示に加えて、メルセデス・ベンツの車両を使用したDTS:Xの高品質デモも行われます。来場者は、IMAX EnhancedコンテンツをDTS:Xオーディオで体験でき、そのクオリティに驚くことでしょう。さらに、DTSが提供するアップ・ミックス・オーディオデモでは、ラジオやストリーミング音源をサラウンド環境に最適化して再生し、音の深みを楽しむことができます。
代表者のコメント
Xperi株式会社の代表取締役西村明高氏は、「BMW様とともに日本市場向けのDTS AutoStage Video Service Powered by TiVoを発表できることを大変嬉しく思っています」と語ります。彼は、自動運転やBEVの充電中に、車内でもリビングルームのように多彩なビデオコンテンツが楽しめる時代が来ることを期待しています。
今後の展望
Xperiは今後も多くの動画サービスを取り揃え、DTS AutoStage Video Serviceを搭載した車両を増やしていく計画です。道路交通法に準拠した使用に限り、ユーザーは安全にエンタメを楽しむことができます。今後、日本市場での更なる発展が期待される中、Xperiの革新がどのようにカーエンタメの未来を切り開くか、その行く末に注目です。