岡部宏生Presents みんなでコンサート
2025年11月20日、東京の豊洲文化センターにて開催される「岡部宏生Presents みんなでコンサート」のご紹介です。本イベントはNPO法人ICT救助隊が主催、なずなの会の協力による特別なコンサートで、当日は著名なチェリスト・吉井健太郎氏の演奏が披露されます。  
 背景
このコンサートは、2025年7月に亡くなった岡部宏生さんの遺志を受け継ぐ形で実現しました。岡部さんは「誰もが制限なく訪れることができるコンサート」を希望しており、その夢を形にすることが目的です。岡部さんはALSという難病に苦しみながらも、社会参加と自己表現の重要性を訴えていました。このイベントでは、彼の愛した音楽とその人生を振り返る機会を提供します。  
 コンサートの詳細
日時: 2025年11月20日(木)  
会場: 豊洲文化センター レクホール(東京都江東区豊洲2丁目2−18)  
開場: 15:00  
プログラムは二部構成になっており、  
- - 第一部(16:00〜17:00): バッハ 無伴奏組曲 第1番ト長調、第5番ハ短調  
 - - 第二部(19:00〜20:00): バッハ 無伴奏組曲 第2番ニ短調、第3番ハ長調  
 - - また、第一部と第二部の間(17:00〜19:00)には、岡部さんにゆかりのある品々や写真の展示も行われます。この機会に、彼の物語をより深く知ることができるでしょう。
 
 吉井健太郎氏のプロフィール
吉井健太郎氏は元ウィーン交響楽団の首席奏者で、若干18歳でその名門楽団に入団しました。彼は40年間のキャリアの中で、33年間にわたって首席奏者として活躍し、多くのソロ活動を展開しています。オーストリア政府からプロフェッサーの称号を授与されるなど、彼の音楽家としての実績は多岐にわたります。バッハの演奏に関しても高い評価を受けており、今回のコンサートではその技術と情熱を存分に感じられることでしょう。  
 展示物
コンサートでは岡部さんに関連するさまざまな展示品も用意されています。特に、岡部さんが愛用していた車椅子は注目の的です。彼は「世界で一番外出の多いALS患者」として知られ、数多くの場面でその姿を見せてきました。特に、彼のトレードマークである中折れ帽も展示される予定です。これらを通じて、岡部さんの生き様や彼が大切にしていたことを感じ取ることができます。  
 参加方法
参加は無料ですが、事前登録が必要です。趣旨に賛同してくださる方ならどなたでもご参加いただけます。詳細な申し込みは公式サイトにて行われています。
また、人工呼吸器などを利用している方も入場可能で、演奏中には音がすることがありますが、ご了承ください。  
 アクセス
会場にはアクセスの便利な場所に位置しています。東京メトロ有楽町線「豊洲」駅の7番出口から徒歩1分、新交通ゆりかもめ「豊洲」駅からは改札フロア直結です。障がい者手帳を提示することで駐車場も無料になりますので、ぜひこの機会にお越しください。
 お問い合わせ
何か質問がある方は、メディアチャパにご連絡ください。メールアドレス: 
[email protected]  
この特別なコンサートは、岡部宏生さんの志を受け継ぎ、多くの人に感動を届ける場になります。ぜひとも、お越しください。