音の出るファブリック
2025-11-07 10:31:52

サンゲツと槌屋が協力、音の出るファブリック開発に着手

株式会社サンゲツが新たな商品開発に向けてイノベーション戦略室を設立し、槌屋およびそのグループ会社である槌屋ティスコと共同で「音の出るファブリック」の商品化に着手しました。本プロジェクトは、音響技術とインテリアファブリックを融合させることで、これまでにない新しい空間価値を提供することを目的としています。
「音の出るファブリック」は、特殊なフィルムと電極シートを組み込んだ布で作られた布状スピーカーです。この技術によって、布全体から均一に音が発せられ、特に中高音域の再現性が優れているため、自然で心地よい音響体験が可能になります。これにより、ただのインテリアではなく、聴覚にも訴える空間が生まれるのです。
さらに、このファブリックを長尺で設置し、人がその間を通り抜けることで、音が追随するインタラクティブな要素も加わる予定です。このようにして、体験者は音に包まれた感覚を味わうことができ、より没入感のある空間となるでしょう。サンゲツと槌屋の共同開発により、音響技術を内蔵した新しいファブリックが生活空間に進化をもたらすことが期待されています。
この布状スピーカーの基本技術は、国立研究開発法人産業技術総合研究所が開発したものであり、それを槌屋と槌屋ティスコがライセンス取得し、商品化に向けての具体的なプロジェクトを進めているとのことです。サンゲツは1849年の創業以来、壁装材や床材、ファブリックなどのインテリア商品を展開し、空間デザインを通じて人々の暮らしを豊かにしてきました。さらに、現在は「スペースクリエーション企業」として、新たな空間体験を提供することを目指しています。
一方、槌屋は高度な繊維加工技術を駆使し、工業用テキスタイルや高機能ブラシなど多様な製品を扱っています。彼らはこの共同開発を通じて、インテリアファブリックに新たな音響機能を付加することにより、デザイン性と聴覚的体験の両面から、より豊かな空間を創造することを目指しています。
今回の取り組みは、単なる商品開発にとどまらず、空間の新しい価値を生み出し、感性に訴える体験を提供する大きな一歩となるでしょう。今後、両社はこの技術の応用を広げ、さらなる商品化へ向けての協力を進めていく予定です。

今後の展開に注目が集まる中、サンゲツと槌屋の共同プロジェクトは、インテリアファブリックに革命をもたらす可能性を秘めています。快適で音楽に溢れた空間創りの実現が、私たちの日常に新しい息吹をもたらすことを期待したいです。


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