福岡、静岡に97-88で勝利し年内最終戦を締めくくる
2025年12月28日、福岡のバスケットボールチーム、ライジングゼファーフクオカが静岡ベルテックスと対戦し、97-88で勝利を収めました。この試合は、シーズンの年内最終戦として、選手たちにとって大きな意味を持つ試合となりました。
試合の経過
試合は序盤から非常に競り合う展開が続きました。初めに福岡の#23村上選手がペイント内で得点を奪い、続いて#32狩野選手も三ポイントシュートを成功させ、幸先よく試合をスタートしました。しかし、静岡も負けじと#14柏倉選手が3Pシュートで応戦し、すぐに点数を重ねていきました。
第1クォーター終了時点では、福岡は25点、静岡は27点という接戦の結果でした。
持続する競争
第2クォーターも両チームの攻防は続きました。福岡の#5リード選手や#7西川選手が次々と3Pシュートを決める中、静岡は山本やサイモンが外から応戦。直後静岡が連続で得点を重ね、一時はリードを広げる場面もありましたが、福岡もその後立て直しにかかります。
ハーフタイムを迎えると、福岡は前半を6点差で終えましたが、後半に向けては一層の逆転を狙う姿勢が見えました。
下山選手の活躍
試合の後半、特別指定選手として参加した#6下山選手が登場しました。彼のスピードあるプレーがチームの流れを変え、次々と得点を重ねる姿は見事でした。特に、彼自身のプロ初得点を挙げた際には、会場から大きな歓声が上がりました。
下山選手の存在は福岡に新たなリズムをもたらしたものの、静岡も粘り強く反撃してきました。しかし、福岡選手たちの連携プレーが光り、アギラールや青木選手が連続得点を上げると、試合が徐々に動き始めました。
クライマックス
迎えた第4クォーター、福岡のディフェンスは格段に強度を増し、リード選手がこの試合の6本目の3Pシュートを決めると、一気に点差を広げました。サポーターの熱い声援を受け、福岡はそのまま勢いに乗り、静岡をしっかりと抑え込みつつ、最終スコア97-88で勝利を収めて試合を締めました。
監督のコメント
試合後、福島雅人ヘッドコーチは「年内最終戦を勝利で飾れてうれしい」とし、選手たちの頑張りに感謝の意を表しました。また、下山選手の起用がチームに良い影響を与えたことにも言及し、今後の展望についても期待を寄せました。
下山選手の感想
試合を終えた下山選手は自らの役割について語り、「流れを変えるために貢献できたことは幸せ」と満足感を示しつつ、次回もチームに貢献できる存在でありたいと意気込みを新たにしました。
この試合はただの勝利にとどまらず、福岡の今後の戦いへの自信を高める一戦となりました。年明けもさらなる活躍を期待しています。