『博士の異常な愛情』
2025-04-22 17:26:55

スタンリー・キューブリックの名作を舞台化した『博士の異常な愛情』が公開

舞台版『博士の異常な愛情』公開!



1980年代の映画界を席巻したスタンリー・キューブリックの名作『博士の異常な愛情』が、舞台版として日本で特別上映されることが決まりました。イギリスのノエル・カワード・シアターで上演されたこの舞台は、観客にとって新たな体験を提供します。

この作品は、冷戦時代の核戦争の恐怖をテーマにしたブラック・コメディであり、圧倒的なユーモアとシニカルな視点が特徴です。特に、スタンリー・キューブリックによる原作映画の魅力をそのまま引き継ぎつつ、スティーヴン・クーガンが演じる4つの異なるキャラクターは、彼の演技力が存分に発揮されています。

上映情報



舞台版『博士の異常な愛情』は、5月9日から5月15日まで、全国のさまざまな劇場で上映されます。具体的には、TOHOシネマズ 日本橋やシネ・リーブル池袋、大阪ステーションシティシネマなどで鑑賞可能です。そして、6月には栃木や高知でも限定上映が予定されています。

新型コロナウイルスの影響で、多くの人々が映画館から遠ざかっていた中、この作品は観客を惹きつける力があると言えるでしょう。特に、現代においても共鳴するテーマが描かれるため、観る意義はさらに深まっています。

キャストとスタッフ



演出を手掛けるショーン・フォーリーは、映画『マインドホーン』で知られ、オリヴィエ賞を受賞した実力派です。脚本は、映画『スターリンの葬送狂騒曲』でエミーアワードを受賞したアーマンド・イアヌッチとの共作で、舞台の完成度をさらに高めています。

主役のスティーヴン・クーガンは、BAFTA賞を7度も受賞した俳優であり、他にも『アラン・パートリッジ』や『トリップ』など、数々のヒット作に出演しています。彼の多彩な演技と深いキャラクター解釈が、観客に新たな視点を提供することは間違いありません。

現代へのメッセージ



舞台版『博士の異常な愛情』は、単なるコメディではなく、深刻なメッセージ性を持っています。2020年代の現代において、核兵器や国際情勢の不安が再び問題視される中、過去を振り返りながら我々自身の愚かさを認識させる機会を提供します。この作品を通じて、人間の哀れな側面を笑い飛ばすことが、必要や重要な意義かもしれません。

観客は、心揺さぶるブラックユーモアの世界に没頭し、同時に深く考えさせられることでしょう。映画館の大画面でこの特別な体験を味わい、観ることをぜひお勧めします。

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この他にも、NTLiveでは毎回新しい作品が登場し、全国で上映されています。過去の名作や新たに舞台化された作品も楽しめる機会なので、ぜひチェックしてみてください。


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