夏休みにオペラ体験を!
横浜みなとみらいホールで2025年8月9日、親子向けオペラ公演《泣いた赤おに》が開催されます。このイベントは、子供たちにオペラの魅力を直接体験してもらうための特別な機会です。大ホールのステージ上に設けられた自由席からは、迫力あるオペラ歌手の歌声を間近で感じることができ、参加者の皆さんが一緒に楽しむコーナーも用意されています。
オペラについての学び
この公演は単なる鑑賞会ではありません。第1部では「オペラってなぁに?」というテーマで、約30分にわたってオペラの基礎を楽しく学べるワークショップが行われます。講師には熟女の歌声を持つソプラノの柳澤涼子さんが登壇。オペラは400年以上の歴史を持つ芸術形式であり、その特性について詳しく解説されます。特に、マイクを使わずに大きな声で歌う術については、子供たちの興味を惹くこと間違いなしです。実際に歌の練習も行いながら、子供たちが自らの声を体験することで、オペラの楽しさを理解していきます。
迫力のオペラ《泣いた赤おに》
続く第2部では、松井和彦作曲のオペラ《泣いた赤おに》が約40分にわたって上演されます。このオペラは、村人と友達になりたかった赤おにの物語を描いており、友情や理解の大切さをテーマにしています。ある山に住む赤おにが村人たちに恐れられ、悲しんでいるところから物語は始まります。友達の青おにの助けを借りて、赤おには村人たちとの絆を深めていく展開が見どころの一つです。
多彩な出演者たち
本公演には、テノールの秋山徹さん、バリトンの武田直之さん、メゾソプラノの川口美和さんなど、素晴らしい歌声を持つ出演者が揃います。また、演出と台本は中村敬一さんが手掛けており、オリジナルのアプローチでオペラを楽しむことができるでしょう。
公演情報
この特別なオペラ体験は、2025年8月9日(土)の2回公演で行われます。11時からの部と14時からの部、両方とも開場は30分前です。舞台上自由席はお子様から大人までお手頃な料金で提供されており、特に3歳以上から小学生までは1,000円とリーズナブルです。観覧希望の方は、横浜みなとみらいホールチケットセンターにてチケットをお求めください。
まとめ
「オペラってなぁに?」と子供たちからの疑問に答えながら、歌ったり、観たり、さらには名作を通じての学びを得られるこの素晴らしいイベントは、夏休みの思い出作りにぴったりです。子供たちがオペラに親しむことで、新たな興味を持つきっかけとなることを期待しています。ぜひ、皆さんもこの機会をお見逃しなく!