全国初となる廃校再利用のキャンプ場「UKIHA RIVERCAMP」がグランドオープン

うきは市に新たな息吹、UKIHA RIVERCAMPがオープン

全国的に注目されるプロジェクトが福岡県うきは市で実現しました。廃校である旧姫治小学校を活用した「UKIHA RIVERCAMP」が4月12日にグランドオープンし、その瞬間を目撃するために訪れた多くの人々の期待は高まりました。このプロジェクトは、MIRARTHホールディングスのグループ会社であるタカラレーベンと、キャンプフィールドの運営で知られるVILLAGE INCの共同によって実現したものです。

グランドオープンイベント

グランドオープン当日は、うきは市の権藤市長が出席し、地域に根ざした新たな拠点の誕生を祝いました。権藤市長は、旧姫治小学校が地域の人々に長らく親しまれてきたことを踏まえ、キャンプ場としての新しい歴史を築いていくことに期待を寄せました。イベントのクライマックスでは、テープカットの代わりにペグ打ちが行われ、フィールドの開設を祝う独自のスタイルが印象的でした。

地域に根ざした取り組み

「UKIHA RIVERCAMP」は、単なるキャンプ場ではなく、地域の文化や食を生かした体験を提供する場としても活躍することが期待されています。このキャンプ場の開設により、地域の特産品であるうきは産の蕎麦を活用した昼食や、バレルサウナと学校プールによる整い体験などを通じて、訪れるゲストに地元の魅力を伝えることが目指されます。

インフラと未来への展望

グランドオープン当日は、40名の宿泊客が集まり、賑やかな雰囲気の中でイベントが行われました。午後からはBBQやキャンプファイヤーが行われ、多くの参加者が春のうきはを楽しみました。VILLAGE INCの橋村社長は、地域を盛り上げる拠点としての役割を果たすことを強調しており、キャンプ場の核として、より多くの人々に愛されることを願っています。

地域活性化に向けた長期ビジョン

タカラレーベンの三村課長は、「地域社会のタカラであれ。」を掲げた長期ビジョンに基づき、地域の遊休不動産を活用する意義を語りました。このプロジェクトは、観光推進や地域雇用の創出に寄与し、地域の活性化に向けた大きな一歩となります。また、有事の際には避難所としての機能も持ち合わせているため、地域の防災面でも貢献することが期待されています。

施設の詳細

「UKIHA RIVERCAMP」は、JR久大本線「うきは」駅から車で約14分の位置にあり、約9,567㎡の広さを誇ります。20サイトのキャンプサイトを有し、センターハウスやバレルサウナ、ファイヤーピットといった多彩な施設が揃っています。訪れる人々は、アウトドアライフを満喫しながら、地元の魅力を再発見することができるでしょう。