文學界リニューアル
2025-12-05 06:52:45

文學界が新たなデザインで現代詩を探求!特集「浮遊する言葉」

文學界2026年1月号が全面リニューアル



文藝春秋が発行する文芸誌『文學界』が、2026年1月号をもって、全ページのデザインを新たにし、再登場します。表紙には、若手画家である守山友一朗さんの作品が披露され、今年いっぱいそのアートが誌面を彩ることになります。

特集「浮遊する言葉」


今回の号では、特集として「浮遊する言葉」をテーマに、現代詩に焦点を当てたコンテンツが多彩に展開されています。詩のワークショップには、詩人のマーサ・ナカムラさんを講師として招き、著名な詩人である朝吹真理子さん、鈴木涼美さん、高瀬隼子さんらが参加します。このワークショップでは「本当の私は詩の中に」というテーマのもと、参加者は自らの詩作りに挑戦します。

新連載と特別対談


また、新たにスタートする連載として、上田岳弘さんの「美しい人」が登場します。この連載では、上田さんが描く「愛」というテーマに迫り、第一回目では彼が夢を諦めながらも経験してきた恋の物語が描かれています。詩人たちの作品を深く楽しむことができる「10人の詩人による詩とエッセイ」や、朝吹亮二さんによる新作長篇詩『何処へ』も収録されています。

特集の中で見逃せないのは、柴田聡子さんと青野暦さんの対談「ことばと出会いなおす」です。これにより、詩の本質についての新たな視点を得ることができます。そして、都築響一さんと大山顕さんによる対談「令和の夜露死苦現代詩」では、現代のストリート文化に見られる詩的表現について見解が述べられています。

読者へのメッセージ


編集長はリニューアルに際し、「1月号からの新しい年度に向け、読者に新たな視点と詩の楽しさを届けたい」とコメントしています。また、「ぜひ一緒に詩を書きながらこの特集を楽しんでもらいたい」とも語り、読者の参加を促しています。

発売情報


『文學界』2026年1月号は、2025年12月5日(土)に発売されます。新たなデザインが施されたそのページには、多くの詩人と読者の物語が広がります。

私たちの言葉を超えた、深い詩の世界を探索する旅に、ぜひあなたも参加してみてはいかがでしょうか。


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