ケムリ研究室が新作公演『サボテンの微笑み』を発表
演劇界で注目のユニット、ケムリ研究室が2026年3月29日から4月19日まで、東京・シアタートラムにて新作公演『サボテンの微笑み』を上演します。この新作は劇作家・演出家のケラリーノ・サンドロヴィッチ(通称KERA)と俳優・緒川たまきによるもので、彼らは2020年にこのユニットを立ち上げて以来、様々な作品を手掛けてきました。
新作の内容とテーマ
『サボテンの微笑み』は大正・昭和初期の日本を舞台に、兄妹が暮らす家を訪れる人々の物語です。これまでと異なり、今回は派手なドラマ展開ではなく、日常生活の中での小さな夢や感情を優しく描写する作品となっています。ケムリ研究室は過去にコメディや不条理劇、ディストピアの冒険譚など様々なテーマに挑戦してきましたが、今回の作品では視聴者が共感できるような、日常のさりげない喜びや哀しみを表現することを目指しています。
ビジュアルの発表
新作のビジュアルも公開され、真っ白な背景に佇む緒川たまきと柔らかい印象のサボテンが印象的です。視覚的にも楽しめる作品となることでしょう。このビジュアルは、特にモダニズムの時代特有の快活さを見事に取り入れています。
舞台を彩る豪華キャスト
また、出演者も豪華な顔ぶれが揃いました。主宰の緒川たまきの他、デビュー20周年を迎えた瀬戸康史や、兄の瀬戸康史と初共演となる瀬戸さおり、配信ドラマなどでも活躍する清水伸、かつての名作にも多く出演している赤堀雅秋、そして近年では声優活動も高く評価される萩原聖人など、各分野で実力を証明した俳優たちが集結しました。この少数精鋭による会話劇にどのような化学反応が生まれるのか、今から期待が高まります。
公演情報とチケット販売
東京公演は全25公演にわたりますが、チケットの一般販売は2026年2月14日から行われ、早期の先行受付も2025年12月19日より開始される予定です。特にU-25向けのチケットや中高生向け割引など、観劇しやすい価格設定がされている点も魅力です。また、兵庫、豊橋、北九州、新潟公演も予定されており、幅広い地域での観覧が可能です。
作品の期待と希望
ケムリ研究室によるこの新作は、ナイーヴな生活者たちの小さな物語を描くものとして、観客に新たな視点を提供することを目指しています。様々な感情が織り交ぜられたストーリーがどのように展開されるのか注目です。作品の詳細や最新情報については、公式サイトにて随時更新されるので要チェックです。新しいケムリ研究室の挑戦に、どうぞご期待ください。
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