新作DVD『犬と戦争ウクライナで私が見たこと』9月17日に登場し、平和への願いを映す

DVD『犬と戦争ウクライナで私が見たこと』が登場

このたび、ドキュメンタリー映画『犬と戦争ウクライナで私が見たこと』が2025年9月17日にDVDとして発売されることが決定しました。この作品は、ウクライナにおける戦争の現実を、犬たちを通じて描き出しています。監督の山田あかね氏は、過去に被災地域を取材してきた経験から、戦場にいる犬たちの姿を伝えることに強い決意を持ち、ウクライナでのドキュメンタリー収録に臨みました。

監督の想い

山田監督は、「犬は人間の最も近くにいる動物だ」と述べており、犬たちを通して見える人間の姿が本作の核心であると語っています。彼女の言葉からも感じられるのは、犬たちが持つ無垢な眼差しを通じて、私たちの社会や戦争の現実が浮き彫りにされるというメッセージです。戦争と平和、命の尊さを問いかける本作は、多くの観客に心の奥深くまで響くことでしょう。

作品情報とキャスト

キャストには、ウクライナのビクトール・コパッチやオレーナ・コレンスヌコヴァ、ポーランドからプシェムィスワフ・マリク、さらには英国からトムが名を連ねています。また、ナレーションには俳優の東出昌大氏が担当し、彼ならではの迫力ある声が追加の感情を映し出します。

ストーリー

2022年2月から始まったロシアのウクライナ侵攻を背景に、監督は戦場の現実を捉え、犬たちとその背後にいる人々の物語を紡ぎます。この物語は、ただ「戦うこと」ではなく、力を合わせて「救おう」という願いを持つ人々の姿を描いています。犬たちの視点を通じて語られる真実は、戦争の悲しみだけでなく、そこから生まれる希望と人間の優しさに焦点を当てています。