神奈川県民ホールの新しい舞台展開
神奈川県民ホールが2025年度から2026年度にかけて、様々な芸術文化事業を発表しました。このラインアップは、芸術文化の活性化を目的とし、県内全域でのアクセスを重視しています。休館の後、神奈川県に住むすべての人々が芸術に親しむ機会を増やし、参加できる環境を整えていく方針です。
この取り組みの一環として、実施される公演はクラシック音楽をはじめ、映画音楽、ジャズやロック、演劇、美術など、幅広いジャンルが含まれています。これにより、多くの県民が多様な芸術体験を楽しむことが出来ることでしょう。以下では、今年度の主なラインアップについて詳しくご紹介します。
公演ラインアップ
C×Organ パイプオルガンを訪ねる旅
この特別なプログラムでは、神奈川県民ホールのオルガン・アドバイザーである中田恵子さんが出演し、8月2日(土)にフェリスホールで、また8月9日(土)には茅ヶ崎恵泉教会でオルガン演奏とお話を披露します。
神奈川フィルハーモニー管弦楽団のコンサート
8月11日(月・祝)には伊勢原市民文化会館で、8月24日(日)には南足柄市文化会館で、神奈川フィルハーモニー管弦楽団によるオーケストラコンサートが開催されます。指揮は上野正博と粟辻聡が担当し、三舩優子と實川風がピアノを演奏する豪華な企画です。
KANAGAWA ロックサーキット
9月6日(土)には愛川町文化会館で「語り継ぐロックの伝説」が開催され、さらに12月23日(火)には大和市文化創造拠点シリウスで続編が行われます。
音楽絵本「奇妙なマザーグースの話」
奇抜な内容で知られるこの音楽絵本は、9月27日(土)に松田町生涯学習センターで、9月28日(日)には清川村生涯学習センターで上演される予定です。
モーツァルト オペラ関連企画
モーツァルトのオペラ《羊飼いの王様》に関連するイベントも盛りだくさん。9月13日(土)には寒川町民センターで、また10月15日(水)にはヨコスカ・ベイサイド・ポケットでデュオコンサートが行われます。
藤沢市民オペラ
オペラ《羊飼いの王様》全2幕の公演では、11月8日(土)および9日(日)に藤沢市民会館で、様々なアーティストが出演予定です。
The Sixteen 合唱マスタークラス
合唱の名門The Sixteenによるマスタークラスが11月21日(金)に海老名市文化会館で行われ、合唱ファンにとって見逃せないイベントとなるでしょう。
C×JAZZ シー・バイ・ジャズ
壷阪健登によるジャズコンサートも11月27日(木)から30日(日)にかけて各地で開催され、幅広い層に楽しんでもらえる内容です。
これらのイベントは、県内の文化をさらに活性化させる重要な一歩となります。詳細な情報は神奈川県民ホールの公式ホームページで随時更新されるため、ぜひチェックしてみてください。チケットは「チケットかながわ」などでも購入可能です。2025年の活動開始に期待が高まります。