人気漫画『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』(著:ヤチナツ)が、ついに実写ドラマ化することが決定しました。主演を務めるのは、元AKB48のメンバーである島崎遥香さん。彼女は、主役の乙葉役を演じることに対して、「理解されない世界にいながら、自分の気持ちと向き合い前へ進もう」とコメントしています。
物語の舞台は、恋愛という感情が存在しない異次元の世界です。乙葉は、自身のセクシュアリティに不安を抱きながら過ごしてきた少女。彼女は、周囲との違和感を感じる中で、自己を発見しようと奮闘する姿が描かれています。この役を演じることで、彼女は「恋愛とは何か」「マイノリティにどう向き合うべきか」を考え続け、役に対する思い入れが深まったと語っています。特に「自分の気持ちに素直になること」が、周囲との摩擦を生むことがあるとし、その理不尽さや息苦しさを視聴者に感じてもらいたいと述べています。彼女の演技を通じて、等身大の乙葉の姿が浮かび上がることでしょう。
共演には、ISSEIさんが務めるハレ役も注目を集めています。ISSEIさんは、初めての挑戦となるこの役を通じて、自身の成長も目指していると話しています。彼は、「レンアイが存在しない世界という設定で、人間関係や感情の在り方を描くこの作品はユニークです」と述べ、製作チームの連携に感謝しています。役と真摯に向き合うことで作品が完成に近づく中、視聴者にも深く共感してもらいたいという思いを伝えています。
原作者のヤチナツ先生もドラマ化の知らせには驚きを隠せないようで、連載終了から2年以上経った後に実現したこのプロジェクトに感謝の気持ちを表しています。「この作品が多くの人に支えられて実写化されることが嬉しい」とし、原作の深みを引き出す脚本とキャストへの期待を寄せました。また、長年応援してきてくれたファンへのメッセージとして、ドラマ版でも乙葉たちに再会することが楽しみだとも述べています。
ドラマ『もしも世界に「レンアイ」がなかったら』は、7月31日(木)深夜0時58分からCBCテレビで放送される予定です。この作品は視聴者に新たな視点を投げかけることになるかもしれません、ぜひご注目ください。制作陣やキャストの熱い思いが込められたこの作品が、多くの人々の心に響くことを願っています。詳細は公式サイトやSNSをチェックして、放送を心待ちにしましょう!