『黒の牛』トークイベント
2026-02-04 12:28:33

映画『黒の牛』公開記念トークイベントレポートとメイキングの裏側

映画『黒の牛』公開記念トークイベントレポート



映画『黒の牛』が2026年1月23日から全国で絶賛上映中です。この公開を記念したトークイベントが京都と東京で行われ、映画の製作背景やテーマについて多くのファンに語られました。ここでは、その模様を詳しくお伝えします。

『黒の牛』の背景


特定非営利活動法人映像産業振興機構(VIPO)と京都府が共催する「京都映画企画市」において、2016年に優秀映画企画として選ばれた『黒の牛』。この作品は、数多の制作企画の中から選ばれ、パイロット版映像が作成され、2026年に初めての長編映画としての形を実現しました。

こうしたコンテストは、映画・映像クリエイターを支援する目的で行われ、メジャースタジオでの映像化の機会を提供するものです。『黒の牛』は、監督の蔦哲一朗が故郷・徳島県での撮影も行い、国際共同制作として、日本、台湾、アメリカの3か国が協力して完成させた作品です。

トークイベントの様子


1月31日に京都シネマで行われたトークイベントには、蔦監督と臨済宗 大本山 妙心寺退蔵院の松山大耕副住職が登壇しました。松山副住職は、映画における禅的思想や、作品の基盤となった「十牛図」について熱く語りました。「牛」の象徴性についての議論には多くの観客が興味を示し、「牛は迷う存在であるからこそ深い」との見解には、観客の共感を呼びました。

さらに、2月1日には新宿K’s cinemaで福永壮志監督を迎えたトークイベントも行われ、ここでは蔦監督が福永監督の映画『リベリアの白い血』を日本で配給した経緯から、両者の長年の信頼関係についても語られました。福永監督は、「言語化できない感覚をフィルムに収め、体感として生きることの重要性」を語り、観客に強い印象を残しました。「大雨の中での田んぼのシーンは、あの瞬間があり続ける力強い映画だった」との言葉には、作品への深い愛情が感じられました。

今後のトークイベント


公開記念のトークイベントはまだ続きます。2月6日には、ダンサーで文化功労者に選ばれた田中 泯氏が特別ゲストとして映画に関する深いトークを行います。こうした貴重な機会をお見逃しなく!

  • - 日時:2月6日 12:55回上映後
  • - 登壇者:田中 泯氏、蔦哲一朗監督

他にも、空音央監督や瀬々敬久監督とのトークイベントも企画されており、各劇場の公式サイトから詳細をチェックできます。

映画『黒の牛』の魅力


この映画は、完成までに8年をかけた壮大なプロジェクトであり、全編フィルム撮影と70mmフィルムの使用という点で日本映画史に残る意義ある作品です。日本国内外での映画祭での受賞歴もあり、プレミア上映を経て多くの注目を集めています。

ぜひ、映画館で実際にその圧倒的な映像美を体感してください。内なる宇宙と森羅万象を巡る旅が、あなたを待っています。

作品情報


  • - タイトル:黒の牛
  • - 監督:蔦哲一朗
  • - キャスト:リー・カンション、田中 泯 など
  • - 配給:ALFAZBET、ニコニコフィルム、ムーリンプロダクション
  • - 上映時間:114分

公開初日から全国順次公開中で、上映劇場は京都シネマ、新宿K’s cinemaを始めとする多数の映画館で行われています。さらに、2月28日まで牛嶋神社で行われる特別展覧も見逃せません。


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