公開30周年記念リバイバル上映決定!
アニメ映画の巨匠、大友克洋監督による名作『MEMORIES』が公開30周年を迎え、その記念として4Kデジタルリマスター版のリバイバルが決定しました。上映は2025年11月28日から始まり、全国の劇場で2週間限定で行われます。この機会に、新たな技術でよみがえった名作を楽しむチャンスです。
3つの短編からなる名作
『MEMORIES』は、「彼女の想いで」「最臭兵器」「大砲の街」という3つの短編で構成されたオムニバス形式の作品です。各短編は異なる監督によって制作されており、それぞれに独自の魅力があります。
- - 彼女の想いで:宇宙ゴミを回収する宇宙飛行士たちが、幻のソプラノ歌手によって生み出された思い出に巻き込まれる物語。
- - 最臭兵器:ある薬が引き起こす悲劇をブラックユーモアで描いたストーリー。
- - 大砲の街:重装備の都市で暮らす人々が、大砲の発射のために日々を送る様子を描く。
この3作品は、視覚と音響の両面から心に響くものがあります。音楽は菅野よう子、三宅純、長高寛幸、そして石野卓球が担当しており、劇場で体験する音の迫力も一因です。
特別な企画も予定
リバイバル上映にあわせて入場者特典の配布など、さまざまな企画も検討されています。詳細は後日発表される予定ですが、多くのファンが期待していることでしょう。
また、4K ULTRA HD Blu-rayの発売も決定しました。この豪華仕様のUHD-BDには、特典として「彼女の想いで」のレイアウトコンテやアフレコ台本集が封入されているとのこと。
多様な上映館
上映は全国64館で行われ、各地のイオンシネマから大都市の専門館まで、幅広い劇場で楽しむことが可能です。上映日程や劇場情報については公式Twitter(@Filmarks_ticket)や特設サイトで随時更新されますので、早めにチェックしておくことをおすすめします。
映像と音楽の新たな体験
4Kデジタルリマスター版の上映では、CGと革新的な画像処理技術が駆使され、視覚的な美しさを最大限に引き立てます。また、音響もより充実した体験を提供し、映画館ならではの迫力を体感できます。もちろん、劇場やスクリーンによっては各種解像度での上映になる場合もあるため、事前に確認するのがいいでしょう。
最後に
アニメ映画としての革新を体現した『MEMORIES』が、30年を経て新たに蘇る機会をお見逃しなく。大友克洋監督の作品の魅力を、ぜひ劇場で再体験してください。そして、この素晴らしい作品が未来の世代に伝えられることを願います。ファンの方々はもちろん、まだ観たことがない方も、この機会にぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。