クリスマスに寄付した3700万円!PEACEFUL PARK 2024 for 能登の成果とは
2024年7月6日と7日の2日間にわたり、能登半島の地震災害支援を目的とした「PEACEFUL PARK 2024 for 能登 -supported by NTT docomo-」が開催されました。このイベントでは、約3,700万円もの寄付金が集まり、クリスマスを迎えるにあたって被災地の人々に向けた温かな支援が行われました。
イベントのテーマは「エンターテイメントの力で被災地を元気づける」。MISIAやGLAYなどをはじめとする数多くのアーティストが参加し、ライブパフォーマンスを披露しました。また、チャリティグッズの販売や、能登地域のシェフが出店する食のイベント「PEACEFUL TABLE」が行われたほか、地震の影響を受けた地域の工芸品や特産品を販売する「応援消費マルシェ」も実施されました。
寄付活動は本イベントの前、5月から始まり、オンライン募金「d払い®︎」・「dポイント®︎」を通じて全国から支援が寄せられました。最終的には、令和6年能登半島地震災害義援金として、37,612,553円が寄付されることとなりました。
寄付の詳細
この寄付金は、イベントの収益や募金が組み合わさったもので、以下の内訳となっています。
- - PEACEFUL PARK募金:¥5,223,853
- (dポイント:¥3,549,737)
- (d払い:¥1,674,116)
- - グッズ売上:¥3,030,160
- - 北陸チャリティーレストラン寄付:¥1,000,000
- - その他寄付:¥3,332,884
- - イベント収益:¥25,025,656
MISIAは、イベントのMCで「私たちにできる大切な支援のひとつは、忘れないこと、そして想い続けることです」と語り、参加者に向けて感謝の言葉を伝えました。
クリスマスの温かな贈り物
さらに、クリスマスの日には、被災地で厳しい生活を送る子どもたちへのプレゼントとして、MISIAが用意した3,000個のドーナツが配られました。金沢市に本店を持つ「ウフフドーナチュ」とのコラボで、能登の大豆を使った「大浜大豆のきなこドーナツ」や、農業体験を行う「ひらみゆき農園」と連携した「ブルーベリードーナツ」が制作されました。
ドーナツの配布は、QUMANOMIというコーラスグループのメンバーたちがサンタの衣装を身にまとって行い、能登町小木中学校をはじめとする4カ所で笑顔を届けました。子どもたちは「ドーナツのプレゼント、すごく嬉しいです!」と感謝の声を上げ、笑顔で受け取っていました。
残された想い
震災からまもなく1年。現在でも厳しい状況が続く被災者の支援には、さらなる努力が求められます。PEACEFUL PARK実行委員会は、引き続き支援活動を行うことを約束し、地域の願いに耳を傾けながらサポートしていく所存です。
MISIAは「この寄付金を通じて、多くの方々の想いが被災地に届きますよう願っております」とコメントしました。加えて、12月26日にはイベントの成果として寄付金を石川県庁へ報告し、支援の継続を訴える予定です。
このように、PEACEFUL PARKはエンターテイメントを通じて、忘れてはならない「支援」の想いを形にしながら、今後さらなる取組みとつながりを生む場となることを目指しています。