伍代夏子氏が語る、保護犬猫と共に生きる幸せな暮らし
「りく・なつプロジェクト」と「ピースワンコ・ジャパン」が共催するイベント『Wan Dream Garden〜保護犬猫と人の幸せな暮らし方〜』では、歌手の伍代夏子氏が特別アンバサダーとして出演し、ペットと人が共存するための幸せな暮らしについて深い考察を提案しました。
同室避難の必要性
伍代氏は、災害が発生した時にペットと一緒に避難することがどれほど大切か、また、そのために飼い主が日頃からいかに備える必要があるかを強調しました。「家族を守るためには、防災についてしっかり学んでほしい」と彼女は語り、避難所でのペット受け入れ体制の確立の必要性についても言及しました。特に、ペットを持つ飼い主の中には、実際の避難のイメージを持てず、準備を怠ってしまうケースが多いと警鐘を鳴らしました。ペットと飼い主が、共にイザという時に備えることは、無駄ではなく非常に重要だと力説しました。
被災地支援への想い
さらに、彼女は実際に訪れた珠洲市での被災地支援の経験についても語りました。「多くの家屋が倒壊し、復興はなかなか進んでいない」としながら、ペットと飼い主が共に生きていくための準備が欠かせないとの考え方を再確認。自身が取得したペット災害危機管理士1級の資格についても触れ、その知識がいざという時に大いに役立つと力強く語りました。
保護犬猫活動への情熱
また、保護犬猫に対する十年越しの支援活動についても熱く語りました。特に心に残ったのは、両前足が生まれつき奇形のゴールデンレトリバーとの出会いです。彼女は「この子が幸せな家族を見つけられるよう、義足や車椅子を研究し、里親探しを行った」と語ります。その努力が実を結び、今ではその子が幸せに暮らしていることを嬉しそうに語る様子が印象的でした。
リーダーシップと呼びかけ
また、トークショーでは、司会を務めた渋谷氏と共に、過酷ないんだで犬を引き取って、人々が共存できる社会をどのように描くのか意見を交わしました。「愛犬家同士で協力し合い、大切な家族を守りたい」と渋谷氏が述べると、伍代氏もそれに賛同し、「支援の方法は多岐にわたるので、皆で手を取り合っていこう」と結論付けました。
Wan Dream Gardenの開催について
さて、9月20日から26日までの動物愛護週間に合わせて行われる『Wan Dream Garden〜保護犬猫と人の幸せな暮らし方〜』では、アクセサリー販売、譲渡会、ふれあい体験など、多彩なイベントが開催されます。好評のヨーグルト販売なども行われるとのことで、ぜひお立ち寄りいただき、大切な犬や猫たちとの新たな幸福を見つけてみてはいかがでしょうか。私たち人間とペットが共に幸せに暮らすための第一歩となるこのイベントの成功を心から願うばかりです。
最後に、飼い主自身がペットとの生活をより良くするために何ができるのか、考え続けることが必要です。人とペットが共に安心できる未来を目指して、みんなで力を合わせていきましょう!