循環型ファッションプロジェクト
2025-09-19 12:42:03

株式会社メルローズと法政大学が挑む循環型ファッション「Cirbric Project」スタート

新たな時代の始まり:メルローズと法政大学の「Cirbric Project」



2022年に始まった「Cirbric Project」は、株式会社メルローズと法政大学人間環境学部金藤Aゼミが共同で取り組む循環型ファッションの新潮流です。このプロジェクトは、衣服を製造する過程で生じる残反という資源を再利用することを目指しています。これにより、環境に優しいファッションの実現を図り、学生の斬新なクリエイティブを活かした商品企画に挑戦しているのです。

残反を活用したファッションの魅力


「残反」とは、衣服の製作時に使用されずに余ってしまった生地を指します。多くは廃棄されがちなこの資源を、Cirbric Projectでは重要な再利用の素材として再定義しました。メルローズに残る生地は高品質なものであり、廃棄を減らし新たな資源の投入を抑える試みは、持続可能なファッションの新たな価値を生み出すものです。

商品ラインナップ


Cirbric Projectからは、以下のような商品が展開されます:
  • - スタンダードB.Dシャツ (3種) 各¥9,900(税込)
  • - テーラードダブルジャケット (1種) ¥20,900(税込)
  • - チェックスカート (2種) 各¥9,900(税込)
これらのアイテムは9月19日から「MELROSE STORE」にて購入可能です。

学生たちの情熱とクリエイティビティ


プロジェクト参加の学生たちは、「ファッションを楽しむこと」と「環境への配慮」を両立させることができるという信念から、活動を開始しました。彼らは「circular」と「fabric」を組み合わせた「Cirbric」という名称のもと、デザイン性を重視しながら残反を再生させる試みをしています。特に、渋カジの要素を踏まえた「令環コーデ」という新しいスタイルを提案し、流行と資源の循環を目指しています。この活動がアパレル産業の変革へつながることを願っているのです。

環境問題へのアプローチ


プロジェクトに関わる学生たちは、衣服のライフサイクルにおいて高いCO₂排出が問題であることを認識しています。特に製造から廃棄にかけての段階で多くの廃棄物が出るため、残反の有効利用と衣服廃棄物のリサイクルを通じて、この課題に向き合っています。このような実践的なアプローチを通じて、彼らは持続可能な衣服づくりの実現に向けた研究を進めています。

プロジェクト参加メンバーの紹介


金藤Aゼミアパレルチームのメンバーは、4年の村岡咲希、3年の中村日菜詩、張野夏菜、2年の武内祐綺乃、鈴木優太の5人です。彼らはアパレル業界における環境負荷の低減を目指し、実際のデータを基にした検証を進めています。持続可能な衣服の実現に向けた研究は今後も続きます。

結論


メルローズと法政大学の「Cirbric Project」は、循環型ファッションの新しいモデルケースとなることでしょう。持続可能性とファッションの楽しさを両立させ、未来につながる新たな価値を創造するこのプロジェクトから目が離せません。プロジェクトの進捗や詳細については、SUSTAINABLE THINK.の公式Instagramをチェックしてみてください。新しいファッションの在り方は、ここから始まります。


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