生きづらさを個性に変えるフォーラム開催、大阪市での感動のひととき

生きづらさを個性にする第3回アキラメナイフォーラム

2025年12月11日、大阪市中央公会堂にて「第3回アキラメナイフォーラム～『生きづらさ』は『個性』～」が盛況のうちに開催されました。主催するReSowホールディングス株式会社は、障がい者の就労支援を行い、障がいを持つ方々とその家族が抱える生きづらさに光を当てるべく、このフォーラムを続けています。

多くの参加者が共感した温かな語り

この日の講演には、お笑いタレントの鳥居みゆきさんが登壇。彼女は自身の「生きづらさ」について、ユーモアを交えながらお話ししました。幼少期からの経験や、周囲と同じように振る舞えないことから生じた不安感を赤裸々に語る彼女の姿は、多くの人にとって共感の対象でした。

「無理に自分を変えようとするのではなく、自分の特性を知り、どう向き合うかを考えることが大切」と提言した彼女は、日常生活での実践的な工夫についても触れ、自身のキャパシティを狭く設定したり、予想される状況に備えることの重要性を伝えました。

鳥居さん独自の視点に大きな反響

興味深いクイズ形式のエピソード紹介も行われ、参加者たちは彼女の幼少期の表現がどのように「変わっている」とみなされ、今では個性として受け入れられるようになったのかを体感しました。例えば、父の日の似顔絵や眼鏡のフレームに関する思い出の話は、何気ない日常の中から特別な視点の重要性を教えてくれました。

鳥居さんは「過去は否定されていたことも、視点を変えれば個性になる」と力強く語り、会場には驚きと共感の声が広がりました。