クレナズムの新たな一歩、「オレンジがひとつ」リリース
2023年11月12日、クレナズムの新しい楽曲「オレンジがひとつ」が配信され、期待される冬のツアーに向けた新たなスタートを切りました。この楽曲は、3部作の最後を飾る作品であり、日常の忙しさの中で「自分を見失わないようにする感覚」をテーマにしています。リリックビデオも公開され、視覚的にも楽しませてくれる内容となっています。
クレナズムとその音楽的背景
クレナズムは2018年に福岡で結成された4人組のバンドで、シューゲイズサウンドとポップスを融合させた独自の音楽スタイルを追求しています。メンバーは、ボーカルの萌映、ギターのけんじろう、ベースのまこと、ドラムのしゅうたで構成されています。国内外を問わず、ワンマンライブやフェスに出演し、アジア圏での活動も積極的に行っています。
新曲「オレンジがひとつ」の制作背景
ギターのけんじろう氏は、楽曲について「週末の過ごし方を考えるような感覚で、ふと立ち止まったときの気持ちを表現しました」とコメント。日々の「やらなきゃ」に追われがちな生活の中で、夕焼けを見る瞬間やちょっとした楽しみを大切にすることがテーマです。この歌を通じて、小さなことが自分を取り戻すきっかけになるというメッセージが込められています。
また、楽器のフレーズや音の距離感が重要視されており、リバーブを控えめにし、アコースティックギターの柔らかい音を重ねることで、現実的な響きを実現したとのこと。ベースは4弦で出せる音程をあえて5弦で表現し、軽快なリズムと相反する重厚感を作り出しています。このようなリズムの工夫によって、ポップスとしての心地良さとオルタナティブな質感が見事に融合しています。
冬の全国ツアーに向けた気運
そして、彼らはこのリリースに続き、11月24日から全国ワンマンツアー「クレナズム 冬のバリよかワンマンツアー 2025 「脚下照顧」」を開催します。初日は大阪のShangri-Laで、12月5日には恵比寿LIQUIDROOM、12月21日には台北ROCKSでパフォーマンスを行います。このツアーで彼らが新たにどのような音楽の息吹を届けてくれるのか、非常に楽しみです。
チケットは東京と大阪は
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今日の音楽シーンにおいて、クレナズムは独特な存在感を持って進化を続けています。今後も彼らの活動から目が離せません。音楽的な持ち味とライヴパフォーマンスがどのように結実するのか、彼らの冬のツアーにぜひ足を運んでその現場を体験してみてください。公式インスタグラムやYouTubeチャンネルも要チェックです。彼らの音楽の世界観に触れることで、心の奥深くまで響く体験ができることでしょう。