ミステリー特集
2025-04-25 12:23:10

神保町シアターで楽しむ!横溝正史と松本清張のミステリー映画特集

神保町シアターの魅力!横溝正史と松本清張の特集上映



神保町の名画座、神保町シアターで、2025年5月3日から30日まで、特集上映が開催されます。その主題は、昭和の日本ミステリーの巨星、横溝正史と松本清張によって生み出された作品の数々。2人の作品を見比べる貴重な機会です。

日本のミステリー界の巨匠たち



横溝正史(1902-1981)は本格推理小説の名手として知られ、松本清張(1909-1992)は社会派推理小説の先駆者として多大な影響を与えました。彼らの原作による映画は、日本映画界において不動の地位を築き、今なお多くのファンに愛されています。特集上映では、特に彼らの代表作を映像で楽しむことができます。

横溝正史の名作



横溝作品の中でも特に人気を誇るのが、金田一耕助シリーズです。今回の上映では、このシリーズを主演別に取り上げ、多様な演技を楽しむことができます。演じるのは、日本を代表する名優たち、石坂浩二や渥美清、西田敏行、鹿賀丈史など。各役者は、それぞれの個性を生かし、金田一をどう解釈しているのかを見比べることができるのです。観たことがない金田一に出会えるチャンスでもあります。

特に注目したい作品には、1977年の『悪魔の手毬唄』や1981年の『悪霊島』、1979年の『悪魔が来りて笛を吹く』、1977年の『八つ墓村』があります。これらはそれぞれ異なる監督やキャストによって、横溝の独特なミステリー世界がどのように映像化されているかを楽しむことができるでしょう。

松本清張の魅力



一方、松本清張の作品からも、多彩なジャンルの名作が上映されます。「点と線」は、特にアリバイ崩しの妙を描いた鉄道ミステリーで、観る者をぐいぐい引き込むストーリー展開が魅力。また、「黒い画集」からの映画化作品もあり、日常生活に潜む犯罪の怖さを感じられる作品です。松本の作品は、人間ドラマも非常に深く、観終えると考えさせられること必至です。

特集上映には、『点と線』や『張込み』、さらには『天城越え』といった名作が揃い、どれも映画ファンにはたまらない内容です。特に、1960年代の映画は、当時の日本の雰囲気を感じることができる貴重な材料となっています。

作品とともに楽しむ神保町の街



神保町シアターでは、映画を観るだけでなく、その周辺に広がる本の街も併せて楽しむことができます。特集上映を見た後は、周辺の書店やカフェで、映画をテーマにした本を探したり、映画について語り合ったりするのも良いでしょう。観るか、読んでから観るかは、あなた次第です。

参加方法



特集上映は、一般1400円、シニア1200円、学生1000円というリーズナブルな価格で提供されています。また、5月13日は設備点検のため休館となるので、その点も注意が必要です。興味のある方は、公式ホームページから詳細を確認し、早めにチケットを手に入れてください。

神保町シアターで、映画を通じたミステリーの世界にぜひ浸ってみてはいかがでしょうか。記憶に残る貴重な体験があなたを待っています。


画像1

画像2

関連リンク

サードペディア百科事典: 神保町シアター 横溝正史 松本清張

トピックス(その他)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。