新しい「第九」音楽祭
2025-07-25 17:44:46

福岡市民ホールで開催される新たな「第九」、すべての人が楽しむ音楽祭

音楽の力を信じて



2025年12月7日に福岡市民ホールで開催される音楽会『みえる かんじる 新しい第九~ぼくらはみんなうたうたい~』が注目を集めています。この公演は、インクルーシブな芸術活動を行う合唱団「ホワイトハンドコーラスNIPPON」と、九州の名門オーケストラである九州交響楽団が手と手を取り合い、寄り添って作り上げるイベントです。

イベントの背景


公演の主催は(公財)福岡市文化芸術振興財団。これまでの活動と同様に、福岡市民にアートを身近に感じてもらうことを目指しています。特に、今回の公演は全ての人に開かれた形で設計されており、障がいを持つ方でも安心して参加できるよう工夫されています。音楽は心の架け橋となり、すべての人が共に楽しむことができる素晴らしい手段です。

出演者と内容


これまでに数多くの舞台で活躍してきた「ホワイトハンドコーラスNIPPON」。彼らはろう者、難聴、全盲、そしてさまざまな障がいを持つ子どもたちが集まる合唱団です。ノウルやエルシステマの理念に基づき、すべての子どもたちに音楽教育の機会を提供しているこの団体は、今回の公演でもその理念を体現します。

公演では、ベートーヴェンの交響曲第9番、通称「第九」を演奏します。この作品は数多くの人々に感動を与えてきましたが、特にこの日は手話を用いて歌う「手歌(しゅか)」の演出が行われます。歓喜の歌が響く中で、参加者も共に手を振って楽しむ光景が広がります。

期待される体験


公演は、開場が12時30分、開演が13時30分から。会場の福岡市民ホールは交通アクセスも良好で、多くの方々にとって訪れやすい場所となっています。また、さらに楽しみなのは、公演当日、白い手袋を身に着けた参加者たちが、歓喜の歌を共に歌い上げる瞬間です。すべての人が一つになり、音楽の力を感じることのできる特別な時間となることでしょう。

チケット情報と関連イベント


チケットには特典付きのものもあり、価格は4,500円からと手頃です。特典には、福岡で著名な画家・田中千智さんの手がけるアート作品に関連するものが含まれます。

さらに、公演に先駆けて関連イベントも行われます。福岡アジア美術館では、「見て」「触れて」「参加する」ことができるアート展や、フォトセッション、手歌ワークショップが予定されています。音楽の楽しさをより多くの人に届けるために、様々な趣向を凝らしたこれらのイベントも見逃せません。

福岡から世界へ


今回の音楽祭は、福岡市民にとって特別な意味を持つイベントです。新しい音楽の革命と称されるこの取り組みは、地域の活性化にも寄与し、さらには福岡から世界へとメッセージを発信します。音楽の力がすべての境界を超え、心を一つにする瞬間を、ぜひ共に体感しましょう。2025年12月7日、福岡市民ホールでお待ちしています!


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

トピックス(音楽)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。