フィンランドの名匠アキ・カウリスマキ監督特集がザ・シネマで放送決定！

フィンランドの巨匠アキ・カウリスマキが描く独自の映像美

洋画専門チャンネル「ザ・シネマ」（AXN株式会社）では、フィンランドの著名監督アキ・カウリスマキ氏の特集が行われます。彼の映画はユーモアと静謐な美しさが融合し、観客の心を掴んで離しません。特に、カウリスマキ監督が持つ独特の世界観は、孤独と希望を巧みに表現し、見る者に強い感情を呼び覚まします。今回は彼の代表作から「敗者三部作」及び最新作『枯れ葉』の全4作品が、3月24日から27日までの間に放送されます。

アキ・カウリスマキ監督とは

アキ・カウリスマキ監督は、90年代に『レニングラード・カウボーイズ・ゴー・アメリカ』を発表し、その後も多くの映画祭で受賞歴を誇るフィンランドの映画界の巨星です。彼の作品は、フィンランド社会の厳しい現実を題材にしつつ、それをユーモアや人間の優しさで包み込んだものが多く、観る者に深い感動を与えます。特集では、彼の作品の中でも特に評価の高い4作品を一挙に紹介します。

放送作品とその魅力

1.『枯れ葉』

放送日：3月27日(木) 6時～
この作品は、カウリスマキ監督が6年ぶりにメガホンを取り、大人のメロドラマを描いたものです。孤独な男女のすれ違いが語られ、彼の持ち味である哀愁やユーモアが織り交ぜられています。カンヌ国際映画祭では審査員賞を受賞するなど、批評家からも高く評価されています。

2.『浮き雲』（1996）

放送日：3月24日(月) 6時～
失業した夫婦が再出発する様子を描くこの作品は、シビアな現実に抗う人々の姿をユーモアを交えて描いています。観る者は、彼らの生活の中に潜む希望を感じることができるでしょう。

3.『過去のない男』（2002）

放送日：3月25日(火) 7時～
記憶を失った男が新たな人生を歩む姿を描いたコメディドラマです。温かみのあるユーモアとともに、人生の再出発というテーマを感動的に描き出しています。カンヌ国際映画祭では女優賞を受賞したカティ・オウティネンが印象的です。

4.『街のあかり』

放送日：3月26日(水) 6時～
孤独な男の人間らしさを取り戻すストーリーは、カウリスマキ監督の“敗者三部作”の最終章として位置づけられています。次々と襲いかかる不幸の中で描かれる小さな希望は、観る者の心を温めることでしょう。

視聴方法と特集ページ

この特集は、CSベーシック初放送でお届けされるので、ぜひお見逃しなく。ザ・シネマでは、スカパー！、J:COM、ひかりTVなど、様々な方法で視聴可能です。詳細については、ザ・シネマの公式サイトをご覧ください。

特集ページも設けられており、さらに深くアキ・カウリスマキ監督の世界に浸ることができます。サブスクリプション登録で特別コンテンツにもアクセスできるので、是非ご参照ください。