堂本印象展開催
2025-04-24 14:47:36

堂本印象の没後50年を祝う展覧会が京都で開催されます!

堂本印象の没後50年を祝う展覧会が京都で開催



京都国立近代美術館では2025年の10月7日から11月24日まで、「没後50年 堂本印象 自在なる創造」と題した展覧会が実施されます。これは、日本画壇の巨匠、堂本印象の画業を改めて振り返る機会です。彼の没後50年を記念し、代表作を含む多くの作品が展示される予定です。

堂本印象(1891~1975)は、大正7年(1918)に京都市立絵画専門学校に入学、さらに1920年には西山翠嶂の設立した画塾「青甲社」で本格的に絵画の技術を磨きました。彼は初めて参加した第1回帝展で、その作品《深草》が初入選するなど、その才能は早くから評価されていました。特に第6回帝展では、《華厳》という作品で帝国美術院賞を受賞するなど、彼の名は日々広がっていきました。

彼の作品では細密な具象画が特徴とされ、多くの作品が官展で高い評価を得ています。しかし、60歳を超えた際に欧米を訪れたことが、彼の芸術観を大きく変えるきっかけとなりました。その後、抽象的な作風に移行し、躍動感に満ちた筆致で新たな抽象画の世界を切り開いていきました。

この展覧会では、《訶梨帝母》(1922年)、《冬朝》(1932年)、《疑惑》(1954年)、《交響》(1961年)等、堂本印象の代表作が一堂に会します。これを通じて、彼の芸術活動の全貌を知ることができるでしょう。

特別講演会のご案内


展覧会に合わせて、堂本印象の創作に関する特別講演会も予定されています。
  • - 日時: 2025年10月18日(土)14時~15時30分(開場13時30分)
  • - 講師: 当館主任研究員の平井啓修
  • - 会場: 京都国立近代美術館1階講堂
  • - 定員: 先着80名(11時より整理券を配布)
  • - 参加費: 無料

この貴重な機会を見逃さないよう、ぜひ参加をご検討ください。

展覧会の詳細情報


  • - 展覧会名: 没後50年 堂本印象 自在なる創造
  • - 会期: 2025年10月7日~11月24日(日)
  • - 会場: 京都国立近代美術館(〒606-8344 京都市左京区岡崎円勝寺町)
  • - 開館時間: 午前10時~午後6時 (金曜日は午後8時まで)
  • - 休館日: 月曜日(10月13日、11月3日、11月24日は開館)
  • - 観覧料: 未定
  • - 主催: 京都国立近代美術館

詳細は美術館の公式ホームページ こちら をチェックしてください。館内で堂本印象の世界に触れ、彼の生涯と作品の魅力に迫ってみてください!


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